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「はあ・・・ついたぞ!」
校門の前に立つ蓮と蜜柑
「蜜柑、いいこと思いついたんだ、今から生徒会室に行くけどくる?」
「私はちょっと・・・・・蓮一人で行って、さきに教室行っているから」
なんか脅えてるようす・・・・・
「そうか、じゃあ今から言ってくる」
っといって蓮が走っていった。
「いいことって・・・・・だいじょうぶかなあ?蓮・・・」
蜜柑も心配しながら蓮を見送る
「とりあえず、私は部員集めをしなくちゃ!」






「まってろよお!生徒会!!」
蓮は廊下をものすごい速さで激走する。
階段もものともせず走りまくる

バタン!

ついに生徒会室に入った。
「はあ、やっとついた・・・」
生徒会室はシーンとしていて人気が無い
「なんだ?誰もいないのか?」
おかしいなあ、あたりを見渡してみる
「まったく、なんの騒ぎだ・・・・」
どこからとも無く声がする・・・男の声だ!神風会長ではないぞ・・・
「はあ、朝から騒がしいのは嫌いだ」
後ろを振り向くと男が立っていた。
軽い長髪に整った顔、いわゆる美少年ってヤツだな、体つきもそこそこいいか・・・
「いつのまに・・・いたんだ?」
「さっきからだよ・・・」
なに!全く気がつかなかった!!
「いったい何のようだい?こんな早くから学校に来て・・・」
「君にはようはないんだ・・・」
俺に用があるのは会長だ
「ここにきて用事が無い、はないだろう、生徒会に用事があるからここにきたんだろ」
静かな自信が漂う不思議な口調だ・・・ちょうど神風に、似ているところか・・・
「そうだが・・・・・君は誰?」
男は蓮に近寄る、
「なんだ、知らないのか・・・」
一歩後ずさりをする蓮
そして蓮の目の前で立ち止まってこういった
「俺の名は帝 創世(みかど そうせい)この炎陽学園生徒会の庶務をやっている」
「生徒会?」
そうか、そうだったのか・・・
「以後敬語ではなしてくれたまえ、っで何の用事なのだ?」
この生徒会って、でかい態度が入会条件なのか?
「悪いね、俺は庶務には用はない、あるのは会長だ。それにあんまりでかい態度はとらないほうがいいよ」
嘲笑するかのように言う
「会長に?」
「ああそうだ、君も生徒会役員みたいだけど、今回は会長に用があるんだ、」
「会長・・・だと・・」
「どこにいるか知っているなら教えてよ」
庶務にまで馬鹿にされてたまるかよ!!こっちからの強気の勝負で一気に賭ける!
「・・・・・・」
だまちゃってら、でかい態度のわりには意外と心はもろかったか?
「知らないなら、ここには用がないから・・・」
「き、貴様、もう一度行ってみろ」
「何を?」
「さっきの言葉だ!!」
げえ!!!!だんだん口調がはげしくなっている!
「会長がどこにいるか知りません―」



ヴァキ!!!


「!!!!!!!」
蓮が思いっきり殴られた。鉄拳が頬を直撃して蓮は倒れこんだ
「はあ、はあ、」
「っく!!」
ほほを押さえる、かなり強く殴られたようだ
「な、何するんだ!」
立ち上げる蓮、痛みがじんとくる、
「貴様ごときにかるがるしく会長と呼ぶな・・・」
下を向きながら冷静な口調でいう
「な?」
「貴様のような低脳なヤツが、この学校にいたとはな」
意味がわからねえ!なんで殴られたんだ?
「貴様みたいな低脳に会長の名を呼ぶ資格などない・・・」
「なんだと!」

ヴァキ!!!!!!

さっきより強い!!!
バタッ

また倒れる蓮
今度はやべえ!
「さっさと帰れ!二度とくるな!」
シャレにならないほどの痛みがほほを伝って顔全体にくる!
「っ!!!」
よろよろと頑張ってたちあがった
「ほお、立ち上がれたか・・・」
「っくう!!!」
なかなか言葉が出ない
「貴様は無礼にもほどがある、さっさと帰れ、貴様なぞここに来る権利はない」
さっきから言いたいことばっかいいやがって!!
「お前の顔は見たくない、目障りだ、帰れ!」
「あのなァ・・・」
痛いの何のって!下手すりゃシャレになんねえ怪我をしていたぞ!!!
「さっきから、ひとをボコボコと殴りやがって、それでも生徒会役員かよ!!」
「バカな生徒には指導する・・・・・当たり前だろ」
「ああ!!お前じゃ話になんねえ!会長はどこだよ!」


ボゴ!!!

「!!!!!」
今度はボディーブローだ!腹をなぐられた
腹を押さえる蓮
「さっきの話を聞いていなかったのかい、きみは」
「・・・・・」
声が出ない・・・
「あ・・・・・ぐ・・・・う・・」
「お前と会長の立場の差がわからないようだな」
「な・・・ん・・・だ・・・と・・・?」
「もう一度、身をもって指導を受けろ!」
「!!!!」
いかん!もう一度殴られる!

更新日:2010-08-06 00:53:53

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