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第4話 学生寮
ゴーン ゴーン ゴォーン
チャイムが鳴った。この学校は除夜の鐘スタイルなのでなんかテンションがさがる。
しかし今日は学校は終わり。昼食後もこれといったことはやっていない。しかしまだ蓮には昼食のことがあたまに残る。
なんだったんだろうな~急に俺に抱きついて・・・なんか信じられないな~
まだ頭がポーとしている、やっぱり今日の俺は変かなぁ・・・
蓮はそう思いながらも帰る支度をする。
「蓮ー」
きいたことある声だ、俺がこの学校でしゃべった人はまだ一人、静岡蜜柑だけだ。蓮は振り返ってみる。そこには可憐な美少女がてをふりながらこっちにきている。
「ねえねえ、一緒に帰らない?」
蜜柑が誘って来た。蓮はうんいいよとやる気なさそうに答える。
「どうしたの蓮?なんか元気がないよ・・・」
心配そうに聞く。
今日は色々ありすぎた。信じられないことも多すぎた。今でもこうして誘ってくれてることも信じられない。すっごく嬉しいんだけど・・・すっごく喜びたいんだけど・・・
「蓮ったらぁ。」
蜜柑が蓮の腕をグイグイ引っ張る。蓮もはっとしたように
「ああ・・・ごめん」
とだけ答える。なんかこの学校でやっていけるかな・・・とばかり思う。
「どうしたの?さっきからずっとボーっとしているけど。」
「ああ、どうもしてないよ。」
さっきから素っ気ない返事だ、っというのは俺にもわかっている。しかし今日の俺は色々ありすぎて疲れた。まだお昼の2時である、ああ・・・もちそうにないなぁ・・・
「それならいいんだけど・・・ねえ一緒に帰らない?まだ蓮と話したいことあるし・・・」
蜜柑が蓮のことを若干気にしながら言う。
「うん、いいよ。じゃあ帰ろうか。」
かえるっていっても学生寮だ。しかしどこにあるかしらない。ついでに聞かないと・・・
はぁ~まだ頭が整理できていない、朝からパニくりまくったからまだ心が落ち着かない。とりあえず帰るとするか、
蓮と蜜柑は教室を後にして学校を出た。
外に出ると春の日差しが輝いていて気持ちのよい。桜も散って非常にきれいな風景だ。急いできたからぜんぜん気がつかなかったけどじっくり見てみるといろいろ気がつく。すると蓮はあることに気がついた。この町の活気だ。朝まであんな静かで人っ子ひとりいなかったときと大きく違い非常に活気づいている。
「どうしたの?なんかキョロキョロして・・・」
不思議そうの蜜柑が蓮を見つめる。
「いや、朝来たときはこんなに町がにぎやかじゃなかったから・・・朝来たときはもっとしずかだったんだけど・・・」
「そりゃそうだよ、蓮が来たときには学校始まっていたもん・・・」
蜜柑が当たり前のようにこたえる。
へ?なんでこの町と学校が関係あるんだ?蓮は不思議でたまらない
「なんで、学校が始まると、人がいなくなるんだよ・・・」
「蓮って本当に何もしらないんだね、ここは町じゃなくて校内なの、ここのあたりにみえる店全てが校内なの、」
は?この町が校内で校内が町で・・・つまりこの町はまちでなくて・・・ああ!わけがわかんねえ!!頭がこんがらがる!
「―だから、ここにある全ての店が購買だと思えばわかるんじゃないかな?」
「ってことは、俺が最初の門をくぐったときから既に学校の敷地に入っていたってことかよ・・・・」
「そうだよ、だから警備員がいたじゃない、ここは炎陽学園の子しかは入れないもん、つまり、ここの町全てが学校だとおもえば早いんじゃないかな?」
これはたまげた、いやたまげたってもんじゃねえ、学校もでかいと思ったが、敷地は馬鹿でかい、軽くそこらのテーマパークを越える広さだ。しかしよくみると本当に炎陽の子しかいないし車も通っていない。これはどうやら本当みたいだな・・・
事がおおきすぎて驚く気力もない。ここは素直に認めないとこの先やっていけそうにないと思った。
だとすれば俺が来たときに人がいないのもわかる気がする。しかしひとつきになることがある。
「じゃあ、あのでっかいドームも炎陽でいう体育館みたいなもんなのか?」
蓮が最初にグルグル回ったところだ。
「体育館はほかにもあるけど、あれは炎陽ドームといって第二多目的アリーナみたいなものだよ。たしか収容人数は10万人は越すらしいし、プロ野球の公式戦もたまに行われるみたいだよ。」
へぇ~そうなんだ学校のものとわかればいいんだ・・・って収容人数10万人?これはおおすぎだろ、俺がしってる甲子園球場でも5万しか入らないのに・・・
「そもそもここの全校生徒はなんにんいるんだ・・・」
おそるおそる蓮が聞いてみる。まさか10万!なんて軽く答えてもらっては困る、もう大規模はわかったがそれだけはたくさんだ、10万はやめてくれ・・・
チャイムが鳴った。この学校は除夜の鐘スタイルなのでなんかテンションがさがる。
しかし今日は学校は終わり。昼食後もこれといったことはやっていない。しかしまだ蓮には昼食のことがあたまに残る。
なんだったんだろうな~急に俺に抱きついて・・・なんか信じられないな~
まだ頭がポーとしている、やっぱり今日の俺は変かなぁ・・・
蓮はそう思いながらも帰る支度をする。
「蓮ー」
きいたことある声だ、俺がこの学校でしゃべった人はまだ一人、静岡蜜柑だけだ。蓮は振り返ってみる。そこには可憐な美少女がてをふりながらこっちにきている。
「ねえねえ、一緒に帰らない?」
蜜柑が誘って来た。蓮はうんいいよとやる気なさそうに答える。
「どうしたの蓮?なんか元気がないよ・・・」
心配そうに聞く。
今日は色々ありすぎた。信じられないことも多すぎた。今でもこうして誘ってくれてることも信じられない。すっごく嬉しいんだけど・・・すっごく喜びたいんだけど・・・
「蓮ったらぁ。」
蜜柑が蓮の腕をグイグイ引っ張る。蓮もはっとしたように
「ああ・・・ごめん」
とだけ答える。なんかこの学校でやっていけるかな・・・とばかり思う。
「どうしたの?さっきからずっとボーっとしているけど。」
「ああ、どうもしてないよ。」
さっきから素っ気ない返事だ、っというのは俺にもわかっている。しかし今日の俺は色々ありすぎて疲れた。まだお昼の2時である、ああ・・・もちそうにないなぁ・・・
「それならいいんだけど・・・ねえ一緒に帰らない?まだ蓮と話したいことあるし・・・」
蜜柑が蓮のことを若干気にしながら言う。
「うん、いいよ。じゃあ帰ろうか。」
かえるっていっても学生寮だ。しかしどこにあるかしらない。ついでに聞かないと・・・
はぁ~まだ頭が整理できていない、朝からパニくりまくったからまだ心が落ち着かない。とりあえず帰るとするか、
蓮と蜜柑は教室を後にして学校を出た。
外に出ると春の日差しが輝いていて気持ちのよい。桜も散って非常にきれいな風景だ。急いできたからぜんぜん気がつかなかったけどじっくり見てみるといろいろ気がつく。すると蓮はあることに気がついた。この町の活気だ。朝まであんな静かで人っ子ひとりいなかったときと大きく違い非常に活気づいている。
「どうしたの?なんかキョロキョロして・・・」
不思議そうの蜜柑が蓮を見つめる。
「いや、朝来たときはこんなに町がにぎやかじゃなかったから・・・朝来たときはもっとしずかだったんだけど・・・」
「そりゃそうだよ、蓮が来たときには学校始まっていたもん・・・」
蜜柑が当たり前のようにこたえる。
へ?なんでこの町と学校が関係あるんだ?蓮は不思議でたまらない
「なんで、学校が始まると、人がいなくなるんだよ・・・」
「蓮って本当に何もしらないんだね、ここは町じゃなくて校内なの、ここのあたりにみえる店全てが校内なの、」
は?この町が校内で校内が町で・・・つまりこの町はまちでなくて・・・ああ!わけがわかんねえ!!頭がこんがらがる!
「―だから、ここにある全ての店が購買だと思えばわかるんじゃないかな?」
「ってことは、俺が最初の門をくぐったときから既に学校の敷地に入っていたってことかよ・・・・」
「そうだよ、だから警備員がいたじゃない、ここは炎陽学園の子しかは入れないもん、つまり、ここの町全てが学校だとおもえば早いんじゃないかな?」
これはたまげた、いやたまげたってもんじゃねえ、学校もでかいと思ったが、敷地は馬鹿でかい、軽くそこらのテーマパークを越える広さだ。しかしよくみると本当に炎陽の子しかいないし車も通っていない。これはどうやら本当みたいだな・・・
事がおおきすぎて驚く気力もない。ここは素直に認めないとこの先やっていけそうにないと思った。
だとすれば俺が来たときに人がいないのもわかる気がする。しかしひとつきになることがある。
「じゃあ、あのでっかいドームも炎陽でいう体育館みたいなもんなのか?」
蓮が最初にグルグル回ったところだ。
「体育館はほかにもあるけど、あれは炎陽ドームといって第二多目的アリーナみたいなものだよ。たしか収容人数は10万人は越すらしいし、プロ野球の公式戦もたまに行われるみたいだよ。」
へぇ~そうなんだ学校のものとわかればいいんだ・・・って収容人数10万人?これはおおすぎだろ、俺がしってる甲子園球場でも5万しか入らないのに・・・
「そもそもここの全校生徒はなんにんいるんだ・・・」
おそるおそる蓮が聞いてみる。まさか10万!なんて軽く答えてもらっては困る、もう大規模はわかったがそれだけはたくさんだ、10万はやめてくれ・・・
更新日:2010-06-01 21:36:16