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会いたい願い

カイトと別れ、カイトの言うように夢は従った後、なんとかフィニアスの家に帰ることが出来た。
あの、どこへ行ったかわからなかったペリーもいつの間にか家にもどっていた。
そして、フィニアスとファーブの家族と夕飯を食べ、
食べている時、フィニアスとファーブの家族の話では、
幸い、今日、夢が薬剤師の洋服を着た男の人を助けた話のことが、
家族と話している時に一言もその話題は出なかった。
夢は、よかった~と思い、夕食を終え、お風呂に入り、もう寝る時間になった。
その夜。夢は、ベッドに毛布をかけて座り、
カイトにもらった小さいシルバー色の剣のペンダントを手の平に乗せ、
窓に指しかかる月の明かりを見ながら、
手の平にある小さいシルバー色の剣のペンダントを見た。
{また・・・・カイトに会えるかな・・・・。}
と夢は、手の平にある小さいシルバー色の剣のペンダントを見ながらそう思った。
と、そう思った後、夢ははっとして首を左右に振った。
{あっ!べっ別に、アイツに会いたいわけじゃなくて、その、あの・・・・
あ~もう!!いいや!もう寝よう。}
と思い、夢は、小さいシルバー色の剣のペンダントを、
ベッドの横にある小さいテーブルに置いた後、
夢はベッドに横になり、すやすやと寝息を立て始めた。

更新日:2010-05-09 16:39:06

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