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現実じゃないから可能に

小説以外にドラマや映画、それにマンガやアニメでは「そんなアホな・・・!」ってシーンをよく見かけます。
特にアクションものは当たり前のように多いものです。

銃の弾を避けたり、相手を殴ったらふっとぶなんて決してありえません。
架空の世界だから可能なのですが、そんな中でスルーしちゃいがちなのが二階から飛び降りて平気だったり、刑事が犯人に対して簡単に銃をぶっ放すなどのシーンです。

二階から飛び降りたらハッキリ言って足に掛かる衝撃は相当なものです。
足が痛いのはもちろんのこと、腰への負担は結構きます。
下手したら骨折ものですよ。

それに現実の刑事は普段銃を携帯していません。
制服警官は所持していますが、バカボンに登場する目玉の本官さんみたいにぶっ放せば始末書どころの話では済まなく、出世とは無縁となっちゃいます。
どうしようもない非常時に威嚇射撃して犯人が抵抗した際に撃ちますが、それすらも始末書&出世から脱落してしまうのですから、ほとんどのお巡りさんは銃を使用することもなく定年をむかえているのが現実です。
刑事ドラマみたいに銃撃戦やってしまうこともなく、日本の警察は地道な聞き込みと物証で証拠固め、それに地道な内定捜査が基本です。
「太〇に〇えろ!」みたく頻繁に殉職者が出るなんてあり得ません。
あんなにぞろぞろと出てしまえば、あっちこっちの所轄署の刑事さんが

「なんじゃこりゃ~~!!」

って、叫んで天に召されています。
これじゃ皆さん辞めちゃってしまいますよ。

こういったのは空想世界だから可能であり、面白いんでしょうね。

たとえば硫酸を床に落としたらすぐに「ジュ~」と音を出して穴が開くなんてこともあり得ません。
極端に言えば、硫酸で満たしたバケツに手を突っ込んでも骨になったりしないので大丈夫。
しばらくしたら熱くて痛いですが、すぐ水で念入りに洗い落とせば肉が溶け落ちるってことはないんです。
(放っておけば溶けますが……)
ただ肌荒れするかもしれません。


「じゃ~、何が言いたいの?」

って思われているでしょうが、何もありません。


こんな偏屈な物の見方で映画などを見てみるのも面白いかと……

まぁ、私だけだと思いますが……

更新日:2010-04-24 01:03:11

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独り言・・・ (ご愛読、本当にありがとうございました)