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3th 死暮 最近のマイブーム「昼寝」
人が死ぬのは忘れられたとき。
人が死ぬのは絶望の絶頂にたどり着いたとき。
人が死ぬのは・・・・ハハハハハハハハハハハハハ-------。
そう。人が死ぬのは僕があんたを殺したときぃー♪
不敵な笑い声は青年の恐ろしさを一層と駆り立てた。
深い深い暗闇を思わせるほどの真っ黒い髪の毛。赤色の瞳は闇の中で不気味に光り輝いている。口元をゆがませて見えるのは真っ白くて鋭い犬歯。
「祇園精舎の鐘の声。諸行無常の響きあり。」
そんな日本の言葉を叫ぶ青年の前に固まる死体。そんなことも気にせずツラツラとセリフを並べている。
「ハハハハハハ・・・・・。つまんねぇー。イタリアのエクソシストなんて弱くて嫌いだぁー。」
屋根に上り寝ころぶ青年の胸に着いた一つのボタン。見たことのあるようなないような。
いや・・・良く見憶えのある金色装飾のボタン。その裏には名前が彫られている。
「ブラッド・ヴァンクリーズ。任務完了しましたので降りてきてください!帰りますよ。」
陽気な男の声がしたから響いて青年-ブラッドは屋根から飛び降りて男を見た。
「AKUMAの寄生完了ですよ。はい、帰りましょう。」
こちらの男は黒いとは反対の白色でスーツを身にまとっている。目の色は深い青色。
紳士を思わせる男は優しい口調でブラッドに言うと手に持っていた資料をしまってそそくさと歩いて行った。
「おいおい。ちょっと待てよぉー、エインジョン。」
「エインって言ってください。」
二人のやり取りは長く続いた。何の悪意のなさそうな二人は道を歩いていた。
不自然などに武器を見せつけて。
何かに脅えてるというよりは「俺らは強いぜ。」と言ったほうが正しい。
二人は誰かを挑発するかのように自分の武器を見せつけて歩いた。
【強者を求めて】と言ったほうが一番正しい。
【殺し】、【快楽】それも正しいかもしれない。
「はぁーまったく帰ろうぜ。一族のところへ。」
「わかってるよ。」
そういって二人が指を鳴らすと姿は消えて残ったのは冷たい風だけだった。
二人のいた教会には・・・・小さなAKUMAに食われた死体が転がっていた。
床に落ちているのは真っ黒い鳥の羽だった・・・。
人が死ぬのは絶望の絶頂にたどり着いたとき。
人が死ぬのは・・・・ハハハハハハハハハハハハハ-------。
そう。人が死ぬのは僕があんたを殺したときぃー♪
不敵な笑い声は青年の恐ろしさを一層と駆り立てた。
深い深い暗闇を思わせるほどの真っ黒い髪の毛。赤色の瞳は闇の中で不気味に光り輝いている。口元をゆがませて見えるのは真っ白くて鋭い犬歯。
「祇園精舎の鐘の声。諸行無常の響きあり。」
そんな日本の言葉を叫ぶ青年の前に固まる死体。そんなことも気にせずツラツラとセリフを並べている。
「ハハハハハハ・・・・・。つまんねぇー。イタリアのエクソシストなんて弱くて嫌いだぁー。」
屋根に上り寝ころぶ青年の胸に着いた一つのボタン。見たことのあるようなないような。
いや・・・良く見憶えのある金色装飾のボタン。その裏には名前が彫られている。
「ブラッド・ヴァンクリーズ。任務完了しましたので降りてきてください!帰りますよ。」
陽気な男の声がしたから響いて青年-ブラッドは屋根から飛び降りて男を見た。
「AKUMAの寄生完了ですよ。はい、帰りましょう。」
こちらの男は黒いとは反対の白色でスーツを身にまとっている。目の色は深い青色。
紳士を思わせる男は優しい口調でブラッドに言うと手に持っていた資料をしまってそそくさと歩いて行った。
「おいおい。ちょっと待てよぉー、エインジョン。」
「エインって言ってください。」
二人のやり取りは長く続いた。何の悪意のなさそうな二人は道を歩いていた。
不自然などに武器を見せつけて。
何かに脅えてるというよりは「俺らは強いぜ。」と言ったほうが正しい。
二人は誰かを挑発するかのように自分の武器を見せつけて歩いた。
【強者を求めて】と言ったほうが一番正しい。
【殺し】、【快楽】それも正しいかもしれない。
「はぁーまったく帰ろうぜ。一族のところへ。」
「わかってるよ。」
そういって二人が指を鳴らすと姿は消えて残ったのは冷たい風だけだった。
二人のいた教会には・・・・小さなAKUMAに食われた死体が転がっていた。
床に落ちているのは真っ黒い鳥の羽だった・・・。
更新日:2010-03-11 20:08:30