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横書小説家

 
 皆さんおはようございます。 ああ、そちら(日本)はいま夕方でしたか?
 ふふ…ついついこちらの感覚で挨拶してしまいました。

 改めて大西洋上からこんにちは。
 見渡す限りの海、海、梅、海…… 現在、救助を待つこと五日目です。
 この小島にたった一本の木の実が尽きる前にこの手紙が皆さんに届くことを祈って、瓶に入れて波に託します。「ごはんですよ」をご飯抜きで食べ尽くしたこの瓶が貴方の手に届きますように。

 皆さん如何お過ごしですか? 島仙花です。
 昨日は暖かかったですね。今日は生暖かい。そして明日は天気が崩れるとか。また冬に逆戻りでしょうか。
 季節の変わり目がアウトボクサーのごとくフェイントにフェイントを重ねて来ますが、翻弄されてノックアウト(風邪で)という憂き目に遭わぬようご自愛ください。
 さて、今回のテーマはコレ!

 【横書小説家の日々】

 なんだか作品のタイトルみたいになってしまいましたが。
 『Days of the YOKOGAKI NOVELIST』
 的な。映画みたいでカッコイイようなそうでもないような…それより衝撃の英語力ですね。恥晒し。

 さて、いわゆるカミングアウチですが、私はPC画面による横書小説から始めた人間です。
 そもそもがネット上におけるある空間に物語を届けたいという理由で始まった執筆活動でしたので。(ああ、以前お話した「小六の時の自作新聞に連載した密室殺人ミステリー」は縦書きでしたが経験に数えていません。)
 なので、概ねモニターで見る掲示板やブログ的なスペースで私の小説は躍ってきました。

 カミングアウチⅡですが、執筆活動を始めた頃の私は文章ルールというものを青空に架かる虹の彼方へと忘却していました。あの橋を歩いて渡れたらどれほど素敵でしょうね。そしてそのまま鳥になりたい。橋の一番高い所から太陽を目指して飛翔する白い鳥に……。
 なんの話でしたっけ?
 ああ、「段落一字下げ」とか「会話文は下げなくていい」とか「三点リーダの使い方」とかすっかり忘れていましたよ、という話でしたね。
 まぁ、実はいまも勉強し直していないので怪しいのですけれど。(BOMB

          (今回も2頁!また前置きのせいです。)
 

更新日:2010-06-16 23:37:17

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