• 6 / 44 ページ

思うより想わされる

 
 昨晩、友達と近所の公園にお酒を持って夜桜を見にいきました。
 腰かけたベンチの頭上には大きな桜の木。
 全部蕾み。
 「公園咲いてたよ!」って聞いたのに……
 でも仕方ないから乾杯して、ぐびぐび飲んで、ぐんぐん冷えて。
 四月頭の夜はまだ寒かったんですね。
 震える体で悪酔いして帰ってきたら日課のFC2小説も開かずに夢の世界へ。

 夢の世界で…シガーニーウィバー(エイリアンの人)と共に宇宙から帰ってきました。
 地球の基地についたら、またたく間に宇宙風邪みたいなのが基地中に広まって、みんな次々に倒れる。その中には別の映画で見た女優さんとかもいました。
 そして私と4,5名が諸悪の根源(意味が分からないのですが)を倒すために、ジャパンの寺院の力を借りに行くことになりました。
 そこまでを繋ぐ大河(今考えたら太平洋じゃ…)を渡るために、すごくバランスを取るのが難しい細長い板(イカダですらない)に一列に並んで立ち、それぞれが櫓のような棒を持って漕ぎ出しました。
 この肩に皆の運命がかかっている…本気でそう想ってぐっと顔を上げる自分、そこで目覚ましが鳴り響き彼らの運命はあっちの世界に置いて来た仙花です。こんにちは!

 起立!
 気を付け!
 ジィクハイル!
 そのまま!

 では今回のテーマです。

 【感想とレビュー】

 このFC2小説に出会ってから半年弱が経ちました。
 その間、これまでの人生で一番「読書感想文」を綴ったように思います。
 皆さんはどうでしょう? ここに出会う前に、それ以上に感想を書き綴った日々はありましたか?

 さて、私にとって「感想」というのは作品より前に来るものではありません。
 私が何かを思うために作品があるのではなく、その作品に触れた為にゼロから新たな想いが生まれてきます。「感じ」て初めて「想う」のです。
 感性を強く刺激してくれた作品にはたくさんの言葉を引き出されることが多いです。
 また、時には今の自分の言葉では返しきれなくて、一言二言に万感の思いを込めて閉じることもあります。

 逆に、まったく言葉を引き出されないこともあります。
 何も感じなかったから…というわけではありません。一つの作品に触れて何も感じないということなど滅多にないと思います。
 ただ自分で思うに、きっと私が強い刺激を受ける時の多くは、技術ではなくその前にある作者様の願いのようなものを感じたから…のような気がします。


          (今回ページ分割!(あの↑前置きの所為だよ……))
 

更新日:2010-06-16 23:36:36

  • Twitter
  • LINE
  • Facebook