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オトコ同士
高校生活最後のクリスマス。
それぞれに、それなりに、楽しんでいるかと思いきや・・・
6人はケーキ屋で世のため人のため、タダ働きの最中。
万作さんの慈善事業の一環なのだ。
「ううっ!なんで僕がケーキの売り子なんて・・・
大事なパーティがあったのにさ・・・」
朝からブツブツ言いっぱなしの美童。
「あたしだって!!!これで玉の輿逃したらどぉーすんのよっ!」
エプロンのすそを握りしめる可憐。
「へへ。今度はあれ食ってみよ」
つまみ食いが止まらない悠理。
「なるほど、売れ筋はこれか。
見た目も価格的にも納得感が高いということかな」
どこでも調査・分析を怠らない清四郎。
「いらっしゃいませー。本日限定のフローマジュ、いかがですかー?」
売り子になりきる野梨子。
「うーりゃー!」
厨房でクリームのあわ立てに夢中の魅録。
午後9時、ケーキ完売。
ヘトヘトヨレヨレの6人は、うかれた街を横目に倒れこむように車に乗り込んだ。
「お疲れ様会」を兼ねたクリスマスパーティをすべく、一路松竹梅邸へ。
もちろん今夜は全員お泊りコース。
それぞれに、それなりに、楽しんでいるかと思いきや・・・
6人はケーキ屋で世のため人のため、タダ働きの最中。
万作さんの慈善事業の一環なのだ。
「ううっ!なんで僕がケーキの売り子なんて・・・
大事なパーティがあったのにさ・・・」
朝からブツブツ言いっぱなしの美童。
「あたしだって!!!これで玉の輿逃したらどぉーすんのよっ!」
エプロンのすそを握りしめる可憐。
「へへ。今度はあれ食ってみよ」
つまみ食いが止まらない悠理。
「なるほど、売れ筋はこれか。
見た目も価格的にも納得感が高いということかな」
どこでも調査・分析を怠らない清四郎。
「いらっしゃいませー。本日限定のフローマジュ、いかがですかー?」
売り子になりきる野梨子。
「うーりゃー!」
厨房でクリームのあわ立てに夢中の魅録。
午後9時、ケーキ完売。
ヘトヘトヨレヨレの6人は、うかれた街を横目に倒れこむように車に乗り込んだ。
「お疲れ様会」を兼ねたクリスマスパーティをすべく、一路松竹梅邸へ。
もちろん今夜は全員お泊りコース。
更新日:2010-06-11 21:03:41