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誘惑セールス その後で・・

その夜。
美香はオフィスで後輩インストラクターと談笑していた。

「さっき入金を確認したわ。これで島本さんも会員ね」
「さすが、美香先輩。おつかれです。」
「ふふ、ありがと。
 まぁ、楽な子だったわね。
 お口で抜いてあげたら満足していたし。
もう覗き見していたときからビンビンだったみたい、ふふ」
「んー、いやらしい。でも先輩、大学生なんて大丈夫なんですか?」
「お金のこと?心配ないわ。
 彼の凄いお金の使いっぷりは下調べ済みよ。
 まぁ、いつも最後は親が払っちゃうみたいだからね。」

「へぇー、なんで知ってるんですかぁ?」
「業者から個人情報を買ってるのよ。
 彼の買い物の履歴はまるわかり。
 そこから島田さんの好みや性格まで推測できるわね。
 結構、怪しいのにも平気で手を出しちゃうみたいだし、ふふ。」

「すごい、そんなのものも分かるんだ」
「そうね・・、ついでにいうと、うちも個人情報を売ってるのよ。
 今回のことで、島田さんは女の武器に弱いことが分かったでしょ。
 これもおいしい情報よね。だから他の業者も欲しがるわ。
 ふふ、大変よ、彼。
 このあといっぱい私みたいなのが来るから」

「へー、でも・・なんか悪い気もするけど・・・」
「そう思う?
 でも、男の人ってこういうの結構、好きなのよ。
 分かっていても、ついついはまっちゃうのね。
 可愛いわよ、ふふ。
 それに私達は本当にヨガを教えているし、
 なによりしっかり体で奉仕しているわ。
 高度なサービス業だと思いなさい、ね。
 今日だって、ちゃんとピル飲んでいったんだから・・ふふ」

「ん・・やっぱり美香先輩はすごいなぁ。
 明日もがんばってください!」
「ありがとう。おつかれさま」  

完結


更新日:2010-03-01 01:23:18

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誘惑セールス~美人ヨガ講師がレオタードで・・・ R-18