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小説を思いついた時

挿絵 480*640

私の好きな詩人、銀色夏生さんの「好きなままで長く」という詩集の中の一つにこんな詩があります。(以下引用)

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恋が目の前にない時
恋をするのはむずかしいものだと思う
どんなふうに恋を
人はしていたかなと思う

恋をしてしまった時
恋をさけるのはむずかしいと思う
広い野原のまん中で
夕立ちをさけるのがむずかしいように
走って逃げても
逃げても遅い


「好きなままで長く」著:銀色夏生
出版社: 角川書店 (1997/09)
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小説を書くことも、これに当てはまるような気がします。
初めて記事に写真を張ってみました。
そういえば、こういう機能もあったんですね。
これは、恥ずかしながら私の直筆。
こちらにも発表した拙作「22円の大根もしくはそれ以下かそれ以上の」を思いついた時書きなぐったプロット。
まだあと2枚ありますが読めそうな字で書いているのはこのページだったので。
見にくいかと思いますが、一番上に書いてある「大根一本22円。」が初めに思いついたタイトル。
「モーニング娘。」みたいに「。」で終わろうかと思っていました。

小説を思いついた時、夕立ちをさけるのが難しいようにそのイメージを消し去るのは難しいです。
とにかく私はそのイメージを、ノートや冷蔵庫(ホワイトボード用マーカーで冷蔵庫全体に書く!)に、書きなぐるのです。(娘はそんな私を見て冷蔵庫に落書きしたがるので困っています・汗)


でも書き終わって、ネタが無くなると、どんな風に小説を思いついたのだったか?また小説を思いつく時がくるだろうか?と不安になります。(まさに今がそう)
そんな時は、いろんな本を読み、いろんなものを見て、いろんなところに行って、何かしら吸収するよう努めるに限りますね。

では、また。

更新日:2013-02-06 16:30:23

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