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彼が指定した居酒屋まで、携帯の地図を見ながら歩く。

「こんな裏通りにあるの?」


すると
「こっちだよ!」

前方に英治が笑顔で立って待っていた。白いシャツにジーンズ、長身だから似合う。

外観は黒と白で統一され、ダイニングバーのようなオシャレな居酒屋だ。

「凄いオシャレ〜いいね!」

中に入ると、暗めでカップルに合いそうな雰囲気。

「なんかカップルみたいじゃない?あははっ」


「カップルでいいでしょ?」

英治が香奈恵に微笑む。

「えっっ………」
戸惑いながら、英治が予約した席まで行くとそこは個室席だった。

「ここならゆっくり話せるね」

英治が香奈恵の手を握り席へ座らせ、英治はその向かいに腰をおろした。


酒や料理が運ばれ、再び薄暗い中に2人きりになると英治が香奈恵に微笑む。

それだけでクラクラしておかしくなりそうだ……


緊張と興奮で、いつも以上のハイなマシンガントークを繰り広げてしまった。

英治は笑顔で聞いている。


そんな調子で、あっという間に2時間が過ぎてしまった。

更新日:2010-02-26 22:58:09

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