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小説

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勝負

その日は、娘は修学旅行、息子は友達の家に泊まりの日…

チャンスだった。
夫も広告の準備があり、いつもより遅いだろう。


胸元の開いたキャミソールにシャツを羽織る。

鏡を見ながら谷間が見えるかチェックする。

「あんまり張り切りすぎてもね」と下はジーンズにした。

少しヒールのあるパンプスを履き家を出た。

ガチャッ
開けたらお隣さんも偶然出てきた
「あら!ずいぶんオシャレして!お出かけ?」

「うん まぁね!ちょっと会社の飲み会!」

本当は、小沢と2人での飲み会だ。

もちろん古都子には内緒で………


「彼をゲットすんのはあたしなんだから!」


急ぎ待ち合わせの居酒屋まで向かった。

「ごめーん遅くなっちゃったぁ」
着くと小沢は先に飲んで待っていた。
弱いくせに飲むから顔は真っ赤だ。


2人はいろいろ話した。
店のこと、プライベートのこと、古都子のことも……

香奈恵はとっくに古都子の気持ちは小沢にバラしていた。


「つーか…古都子さん意識しすぎてて2人でいるのツラいかも」
小沢が漏らす。


「やった、いける!」

行きは途中までバスで来たが、でも帰るころにはバスはない…

それが香奈恵の狙いだ。


その狙いを、ドキドキしながら待った。

更新日:2010-02-25 01:41:51