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「俺は窓際で寝たくねぇからお前ぇ寝ろ」と母は兄に言われ窓際に寝かされた。
やはり身内でも怖いのは怖いのだろう。

それでも足音は止まない…

すると、だんだんと、母の寝ているあたりまで足音が近づいてきた…


いきなりだった。
バンバンバンバンバンバン!!!

…窓が叩かれている…

そこには甥が母を見て叩き続けていた…
なんとそれが初対面!
どうしても母に会いたかったのだろうなぁ…でも強烈だ。

母は気を失ってしまったらしい。

その時は皆寝ていて気づかなかったようだった。
…と思われたが、翌朝「お前ぇんとこ、来てたなぁ…会いたかったんだべな」と母がつぶやいた。


この話を聞き、気づいてんなら助けなよばあちゃん…と思った私だった。
無理か?


生きてたら、55ぐらいの私のいとこ…ちなみに私30でだいぶ離れてます(^_^;)

いつかあの世で会えるかな?

更新日:2010-02-17 21:40:43

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