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母の霊感で救われた私

3年ほど前の話…

薬局で働いていた私が、仕事が終わり帰れるのはいつも22時過ぎだった。
21時閉店だが、レジ閉めや片付け、明日の準備にといろいろ時間がかかる。

帰り道は畑に囲まれ農家ばかりなので皆就寝中…だからか街灯もポツリポツリある程度。
それを母はいつも心配していた。
その道は引ったくり、痴漢の注意地帯であったからだ。

「大丈夫、引ったくりなんか来ても返り討ちにしてやるわ〜」などとふざけていた私。


けれど、ある晩は違った。

更新日:2010-02-24 06:47:38

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