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五千年の謎を解け

 ツタンカーメン王の死因が、明らかになったようですねー。いわゆる「乾きモノ」(汗)でもそゆことが解明できる科学の力のスゴさに感心です。
 「内反足と骨の痛みのため足を引きずって歩き、転倒か何かによる骨折にマラリアが重なって死んだ可能性が高い」のだそうで。ほぉぅ(@@)

 当時の栄養状況とかはよくわからんですが、富裕層にいて、若年でもあったツタンカーメンさんが骨のトラブルを抱えていたとは、ちょっと意外でした。まぁ、マラリアのほうは伝染性が強い病気で今も根絶したわけではないようなので、当時は恐ろしい不治の病だったでしょうし、こちらの死因はなんとなくわかるような気もします。

 お父さんが暗殺され、まだ幼いうちに王様になり、19歳で亡くなってしまった彼は、置かれた立場も、自分自身の身体にもいろいろと悩み多い人生を送っていたんですねー。

 彼のお父さんって、エジプトの信仰していた神様を勝手に変えちまったことがもとで殺されちゃったらしいですね。大衆の信仰の対象を個人の意志で変えようなんて思っちゃうところに、当時の神官達の力が王様の立場にあるひとをも脅かすほど凄まじいものだったことが窺えて、背筋がゾクッとしました。現実でも非現実でも、神替えというのは恐ろしいものです(^^;;

更新日:2010-03-09 23:37:27

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枯れた油田のなれの果て@世界に飛び出せたまにっき☆