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人物紹介1 レインとその仲間たち

レイン=パスプローナ
十九歳の主人公。元鉄道警察官で、現在は隣国ミュンツェルンの反政府ゲリラ組織“ギガ”の二等兵。国連三等武官の肩書きも持っている。性格は明るくおしゃべりで感情豊か。第一部では、“時空力”と呼ばれる不思議な超能力に目覚めた。

ジャッキー=ビシュトロハイム
二十三歳で、“ギガ”の特殊工作部に所属する軍曹。喜怒哀楽すべての感情を失っている。原因はイスカルに鍛えられたためだというが、詳細は不明。人並み外れた戦闘勘を持ち、合理的で冷酷な性格だったが、レインとの出会いから少しずつ変化が見られるようになった。

ミオ(ミオレッテ)=マルボロー
女優になることを夢見て、アメリカからエマトリア(旧フランス)にやって来た、十七歳の魔女。自意識過剰、行動力抜群だが、「魔女」と呼ばれることを極端に嫌っており、魔法もあまり使いたがらない。訛りのある言葉(関西弁で表現)を話す。

ソンシエンヌ=アウシュミット
青い髪をした二十五歳のチェロ弾きの女性。神秘的な雰囲気を持ち、誰にでも優しく、笑顔を絶やさない。いざという時の芯の強さも持ち合わせている。彼女自身にまつわる秘密から、レイン同様犯罪組織ノエルに狙われている。

カオス=ランバルトン
レインの鉄道警察隊での先輩。二十九歳独身のイケメン剣士。品行方正で使命感が強い。そのためか、少し頑固な面がある。ジャッキーに拉致されたレインを追っているうち、いつの間にかギガの兵士にさせられてしまった。

ルナマリア=バーデンシュタイン
エマトリアの隣国、ミュンツェルン共和国軍対テロ特殊部隊GST(ゲー・エス・テー)所属の女性大尉。二十九歳独身。美人だが他人に冷淡で、根っからの軍人気質。イスカル抹殺に強い執着心を持っている。現在はGSTを離れ、レインと行動している。

アルギーノフ=マクファースキー
大きな飛行機会社の社長。五十二歳。妻をノエルによる爆弾テロで失い、その復讐のためにレインと行動を共にする。性格は温和だが、内に秘めた闘争心や正義感は人一倍。元海兵隊員という経歴を持ち、若いブルースとも互角に渡りあった。

ブルース=ディック=クライン(本名はリチャード=クライン)
エマトリアの首都エマトリアーヌを根城に暗躍してきたギャング団、“ブルース団”の四代目ボス。三十三歳独身。陽気で冗談好き。アルギーノフからテロ犯と疑われ、素手での決闘をした。銃の腕は一流で、リボルバーと飛行機をこよなく愛する。

ミモザ=ロッテルダム
レインの幼なじみの看護婦。十九歳。心優しく、利発で、芯の強い性格。ミオと同じく、“ノイケッツァ”と呼ばれる超能力者で、特殊な魔法が使える。レインの母親と共にノエルに拉致されたが、それがきっかけで、彼女も自身の宿命と向き合うことになる。

ダーク=キャンベラ(本名はデューク=キャンベラ)
元刑事の私立探偵。四十七歳独身。いつもだるそうな目つきをしていて、性格は不精で怠け者で、おまけにエッチ。しかし時々本気を出して、鋭い推理をするから侮れない。両親のいないミモザの父親代わりをしていたので、彼女をとても大切に思っている。

シンシア=ヨーコ=チェンバレン
エマトリアで人気のある女性ジャーナリスト。二十七歳独身。自分の事務所を持ち、取材には自ら精力的に活動する行動派。ノエルの陰謀を暴くため、TV局との契約を破棄し、レインに協力を申し出た。柔道や空手など、日本武道の心得がある。

エミリア=フレーリンゲン(ミケミケ)
EUドイツの反体制組織、“ドイツ自由解放同盟”に所属していた二十一歳の女性。ノエルの元最高幹部に捕らえられていたところをレインに救われたが、猫の姿にされてしまった。快活で大胆な性格。コンピューターに精通し、不思議な超能力者でもある。

クリス(クリスチャン)=ローエンバッハ
エマトリア連邦大学の最年少教授。二十五歳独身。海中都市ローマにある、ノエル関連の研究所に幽閉されていたところを、ジャッキーたちに救われた。ひ弱で気弱な性格だが、生命科学全般が専門で、レインたちを知識面でサポートする。

更新日:2011-10-24 22:31:07

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超時空物語RAIN 第二部 光と闇