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TURN5 抜き打ち決闘試験

キーンコーンカーンコーン。
遊也「よっしゃあ、これで今日の授業がおわったぜ。」
太郎「うん。後は終礼だけだね。」
遊也「おう。」
担任の斎藤が教室に入ってきた。
斎藤「皆に知らせがあるんだ。」
遊也「知らせって何?先生。」
斎藤「昼前にな抜き打ち決闘試験をやることが決まった。」
生徒から「え~。」という反応が。
しかし遊也と留姫だけは面白そうと思っていた。
留姫「先生。今から全員するんですか?それだと時間たりないんじゃ。」
斎藤「その通り。だから代表1名を決めてその決闘者が決闘を行うんだ。」
遊也「どうやって決めんの?もしかして決闘?」
斎藤「馬鹿もの。それだと時間が無いって言ったばかりだろ。そう、代表を決める方法はこれだ!」
そう言った斎藤は服から大きな箱を出した。
斎藤「今からくじ引きをして1枚しかない当たりが出た奴が代表だ。」
留姫(あの箱よく服に入ったわね。ていうかくじ引きって案外適当ねこの人。)
生徒達はくじを取っていく。
斎藤「よし全員取ったな。当たりはだれだ?」
遊也「はーい!俺、俺!」
遊也は笑顔で当たりと書かれたくじを上に上げていた。
斎藤「お前か。まあ、筆記は論外として実技はけっこやるからな。期待してるぞ。じゃ、遊也は三十分後決闘場にくることな。よし今日はこれで終わり。」
斎藤がそう言い終えると終礼が終了した。
太郎「まさか遊也君があてるとは。」
遊也「へへ、どんな奴と決闘できるか楽しみだぜ。」
太郎「さすが遊也君。今日は部活も休みだから応援にいくよ。」
遊也「おっ、さんきゅ~。」
留姫「私は部活で応援に行けないけど頑張ってね遊也。」
遊也「ああ。」



更新日:2010-01-27 23:57:59

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