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ミッション1 もっと次元を下げる

低い次元で、ノエルさんと白河さんに何かが起きている・・・・。

助けに来て欲しい・・・。そう低い次元の私たちから言われ、私、昴くん、悟くん、葉月ちゃんとで、低い次元へと移行することにした。

ちょうど、私たちは年末年始ということもあり、仕事も休みだった。

12月29日の朝、私たちは集まり、ノエルさんのマンションに向かった。こっちの次元のノエルさんが気になったのだ。

行ってみたら、ノエルさんではなく、なんと、漆原さんと流音さんが現れた。

「良かった!来てくれたのね。こっちからみなさんに、会いに行こうかと思ってたのよ。」

流音さんが、ほっとした顔で私たち出迎えた。

「低い次元の俺らから、コンタクトがあって。」

そう、悟くんが言うと、

「じゃ、低い次元に行ってくれるのか?」

と漆原さんが、熱く聞いてきた。

「そのつもりで来ました。」

昴くんがそう答えた。

「よし!じゃ、俺らと一緒に行こう。白河さんもノエルさんも行ってるから。」

「はい。」

ノエルさんの、例の怪しい雰囲気のする部屋を真っ暗にして、漆原さんと、流音さんは、なにやらぶつぶつ言い出した。

それに、DVDも流し、妙な匂いのするお香も焚いた。

DVDからは、真っ黒な霧が出始めた。おどろおどろしい音楽に映像も、思い切り怖い。あ、ホラー映画だ。

うわ~~~~。すごい闇のエネルギーだ!体が重くなる。頭が痛くなる。隣にいた昴くんが、ぎゅって手を握ってきた。

辺りは真っ暗になり、ものすごい重圧感を感じて、そして、ふっと体が、もとに戻った気がして目を開けた。

「もう、低い次元だ。」

漆原さんが、そう言った。

「気をつけてね。ここ、ノエルさんの家だけど、ノエルさんが、闇のエネルギーと同化してるから。」

「え?どういうことですか?」

悟さんが聞いた。

「こっちのノエルさんの中にある負のエネルギーが、闇のエネルギーとリンクしてて、闇のエネルギーの中に、閉じこもってしまってるの。」

「・・・・・。ノエルさん、この家にいるんですか?」

葉月ちゃんが、こわごわ聞いた。

「ええ・・。1番奥の部屋に閉じこもってるわ・・・。」

廊下の1番奥・・・、確かにドアからも黒い霧がもわもわと出ているのが見えた。

「ど、どうしたらいいんですか?」

葉月ちゃんがまた、こわごわ聞いた。

「・・・・。光を送ってみてはいるんだけど・・・。」

「白河さんは?」

「本山の屋敷から、出られないのよ・・・。」

「どうして?」

私が聞くと、流音さんは、

「とりあえず・・・、ここは彼らに任せて、私のマンションに移動しない?」

と提案した。

「彼ら?」

昴くんが聞くと、

「ええ。高い次元から、サポートしに来てる魂が、他にもいるの・・・。ずっと、ここにいて、ノエルさんを守ってるわ。」

「そうなんですか。」

「低い波動の人間だと、闇に囚われる危険があって・・・。もう、その闇にすっかりのまれてしまった人もいるから・・・。」

「え?」

私たち4人が驚いていると、

「さあ、流音のマンションに移動しよう。車を用意したから。」

と、玄関から漆原さんが入ってきて、そう言った。

更新日:2009-12-08 08:28:22

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