官能小説

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悶絶!盲腸炎?

7月31日(金)

我家の庭には、昔母さんが音楽教室として使っていた、
完全防音のプレハブ小屋があります。
現在は母屋を改築した際に音楽室を増築したのでプレハブ小屋は使っておらず、
今では僕のシンセ、兄ちゃんのトレーニングマシーン、父さんのマージャン卓、
有線カラオケ、そしてプロジェクターなどのAV機器、
今では使っていない昔のエレクトーンやピアノ、
そしてソファーセットが所狭しと置いてあります。
我家では来客があった際にはここに通すのが常です。
その日の夜、近々エヴァの映画を見に行く予定だった僕は、
その前に前作の復習をしようとレンタル屋で「序」を借りてきて
ドンタコスとジュース片手にいそいそとプレハブ小屋へと行きました。

…余談ですが、うちの家族はシンクロ率が異様に高いです。
以前駅前で、大判焼きを売っている軽トラを見かけ、
たまには家族サービスを…と、なけなしのお小遣いで家族分4つ買って帰りました。
そうしたら家族全員大判焼きを片手に帰ってきて、
食卓に計16個もの大判焼きが並び途方に暮れたことがあります。

その日もそんなシンクロ率を発揮いたしました。
父さんは夏の夜はホラーとばかりに
『遊星からの物体X』と言う古い映画のDVDを、
母さんは大好きな名探偵コナンの『コナンVSルパン』のDVDを、
兄ちゃんは今頃なぜかマット・デイモンの『ボーン・アイデンティティ』を持って
(兄ちゃんは洋画を見る際、吹替え・字幕なしで見ます。流石外語・英米語科。
…あ、僕もだった…)
プレハブ小屋に大集合。ファミリーバトルの勃発です。

父『お前ら夏休みなんだからいつでも見れるだろ』
母『テレビで見損なって、ずっと楽しみにしてたんだから』
僕『これ1泊2日で借りたから明日返さなきゃなんないの!』
あーじゃないこーじゃないと大騒ぎ。ちなみにこんな時兄ちゃんは、
闘争心の欠片もないのですぐに身を引いて
醜い家族の争いを溜息をつきながらも面白そうに見物しています。
結局じゃんけんで勝敗を付け、父さんが勝ち。
(この勝負強さをパチンコでも発揮してもらいたい。いつも負けてばっかり)
家族揃って『遊星からの物体X』と言う映画を見ることに…。

古い映画と思って馬鹿にしてたけど…。怖ぇ~~~。
『ひぃ!』『きゃぁ!』
僕と母さんは父さんや兄ちゃんの体に隠れるように画面を見ながらのけぞりまくり。
兄ちゃんは『悟…暑い…』とすげない言葉を投げかけますが、
すがりつく僕を突き放すようなことはせず、
家族4人で仲良くホラー映画を堪能したのでした。(変な家族…)
けれど、あまりにも怖くて後味が悪いので、
結局その後に母さんのコナンのDVDを見たのでした。

コナンは楽しかったけど、ベッドで横になって目をつぶると、
物体Xの姿がちらついてなかなか寝付けません。
兄ちゃんはと言うと、
ベッドの下から気持よさそうな寝息がスースー聞こえてきました。
…どういう神経してんでしょ。


やっと寝つけたかなと思ったその矢先に、それはやってきました…。


更新日:2009-12-02 20:18:37

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『my dear brother』 R-18