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原稿用紙10枚を書く力
まず始めに、齋藤孝さんの「原稿用紙10枚を書く力」と言う本から学びたいと思います。
この方は、東大を卒業して「斉藤メゾット」という私塾を開き、独自の教育法を展開しているという、大変頭のいい方です。「声に出して読みたい日本語」と言う本は有名なのでご存知の方も多いと思います。(私はまだですが……)
齋藤さんによると、原稿用紙5枚というのは下準備をしなくても、思ったことをいきなり書き始めても埋まる枚数なのだそうです。しかし、10枚となると、ある程度ノートに下準備として構成を書かないと埋まる枚数ではないそうです。
では10枚の原稿を書けるようになるにはどうしたらよいのでしょうか?
1.「量から質」が文章上達の近道
とにかく目的を達成することが大切で、そのために1日に書くノルマを決めて、その枚数をこなすということを一定期間やってみる。すると、原稿用紙10枚どころか100枚単位のものが書けるようになる。
2.あらゆる手段を使って10枚書く
①「斉藤メゾット」で小学生が実際に勉強している方法です
例えば、アニメ「ムーミン」を15分見て、それについて書く。
人間関係を図にして、あらすじを他の3人くらいに説明する。
その上でテーマを与えられると、あらすじ以上のものができる。
②映画について評論したり、ノベライズしたりする。
全部ではなく、何かに注目して書くだけで量も進むし、いい内容になる。
「あの俳優のあの衣装はないんじゃないの? 」といった突っ込みを入れて進めてもよい。
3.起承転結の「転」から文章は考える
「起承転結」とは、四つが均等のものではなく、実は「転」があるかないかにすべてが掛かっている。考える順番で言えば「転」が最初。
これを踏まえてイソップ物語を読むと、「結」の部分に「だから〇〇してはいけません」とあるが、これが面白いわけではなく、「太陽の方が旅人のマントを脱がせました」といった「転」にエネルギーを費やしている。
あまり書くと、著作法違反だと言われそうなので、これくらいにしますが、これが本当に続けられたら、なんだか上手くなりそうな気がしますね。
とりあえず、私は本を読むときに「起」「承」「転」「結」がどこから始まるのか、考えるところから始めたいと思います……。
この方は、東大を卒業して「斉藤メゾット」という私塾を開き、独自の教育法を展開しているという、大変頭のいい方です。「声に出して読みたい日本語」と言う本は有名なのでご存知の方も多いと思います。(私はまだですが……)
齋藤さんによると、原稿用紙5枚というのは下準備をしなくても、思ったことをいきなり書き始めても埋まる枚数なのだそうです。しかし、10枚となると、ある程度ノートに下準備として構成を書かないと埋まる枚数ではないそうです。
では10枚の原稿を書けるようになるにはどうしたらよいのでしょうか?
1.「量から質」が文章上達の近道
とにかく目的を達成することが大切で、そのために1日に書くノルマを決めて、その枚数をこなすということを一定期間やってみる。すると、原稿用紙10枚どころか100枚単位のものが書けるようになる。
2.あらゆる手段を使って10枚書く
①「斉藤メゾット」で小学生が実際に勉強している方法です
例えば、アニメ「ムーミン」を15分見て、それについて書く。
人間関係を図にして、あらすじを他の3人くらいに説明する。
その上でテーマを与えられると、あらすじ以上のものができる。
②映画について評論したり、ノベライズしたりする。
全部ではなく、何かに注目して書くだけで量も進むし、いい内容になる。
「あの俳優のあの衣装はないんじゃないの? 」といった突っ込みを入れて進めてもよい。
3.起承転結の「転」から文章は考える
「起承転結」とは、四つが均等のものではなく、実は「転」があるかないかにすべてが掛かっている。考える順番で言えば「転」が最初。
これを踏まえてイソップ物語を読むと、「結」の部分に「だから〇〇してはいけません」とあるが、これが面白いわけではなく、「太陽の方が旅人のマントを脱がせました」といった「転」にエネルギーを費やしている。
あまり書くと、著作法違反だと言われそうなので、これくらいにしますが、これが本当に続けられたら、なんだか上手くなりそうな気がしますね。
とりあえず、私は本を読むときに「起」「承」「転」「結」がどこから始まるのか、考えるところから始めたいと思います……。
更新日:2009-10-22 17:03:44