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休日

さて土曜日・・・
「そろそろ来るはずなんだがなー」
冷えた手に自分の息をかけこすり合わせる
時間は午前10時
冬の朝っぱらから外に立たされて・・・ああ、寒い
「おっと、来たみたいだな」
郵送用のガーゴイルを引きつれ妹が箒に乗って向かってきた
「よう」
「コーーーーウーーー久しぶり~」
朝っぱらから叫ぶなボケ妹
「朝っぱらからうっせーよ、ていうか引越しの業者に頼めよあさっぱらから
外立たされてさみーんだよ」
手が痛冷たい
「というか浮遊魔法使って自分で運べよ」
「もう久々にあってそれ?もうちょっとなんかないのー?」
「無い無い、こっち来る前は毎日会ってたんだから別に懐かしくもなんともない」
「はいはい、ちょっと魔法で運べないようなものもあるからさ」
「どれよ」
リナが荷物のいくつかを示す
「これと、それ」
「結構デカイな・・・」
ちょっと持ってみる、普通に重い
「手伝わせる理由これね、じゃあ部屋に運ぶぞ」
さっさと部屋でまったりしたいのでテキパキやるに限る
「部屋の番号分かってるの?」
「手紙に親父が書いてたつか女子寮入っていいのか?」
「管理人さんには連絡してあるよ」
「おうおう、じゃあいくぞ」

更新日:2009-10-17 23:42:44

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