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小説

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発毛

第二次性徴期・・・それは、大人の体への変化が起こる時期。
胸が膨らみ、骨盤が成長しお尻も大きくなり、腰に括れが現れ、女性らしい身体つきに変化を遂げる。

胸が膨らんできたのは、小学5年になった最初くらいだった。
母とお風呂に入ってるときに、母に

「はるかも、胸が膨らみ始めたわね」

と言われた。当の本人はあまり気にしていなかったこともあり、その時にマジマジと自分の胸を見た。

「あっ、そういえば・・・そんな気もするね」

正直、うれしかった。友達の中には、すでに服の上から分かるくらいの胸の膨らみの子もいたから・・・。

そして、この日の入浴は長時間になった。

母から、どのように大人の女性の身体に変化していくか、説明があったのだ。

「胸が膨らみ始めると、もうしばらくするとお尻も大きくなっていくのね。」

と母が語り始めてお尻が大きくなると聞いて私は

「えー!、大きくなるの?・・・お母さんみたいに?」

実は、母のお尻はかなり大きい・・・。そのDNAを受け継いだようで、私もお尻はムチムチだった。それが更に大きくなると思うと、うれしくない。

「はるかのお尻は、プリプリでかわいいじゃない。」

と言うが、将来の自分が母のようになるのかと思うと・・・複雑な心境だった。
母の説明は続く・・・

「それからね、おちょんちょんの周りに毛が生えてくるのよ。」

おちょんちょんとは、女性器のことだ。我が家では陰語として、小さいころから、こう言われてきた。

「お母さんは、いくつくらいの時に、生えたの?」

と聞くと

「どうだったかなぁ・・・。6年生くらいのときくらいだったかな。」

と答えてくれた。

「じゃあ、私もそれくらいに生えてくるの?」
「そうねぇ。人によって違うから、なんとも言えないわね。でも、生えても全然不思議じゃないよ。」

と、この日は後、初潮の話などで長風呂になった。

お風呂から上がると父に

「長かったなぁ。何してたの?」

と聞かれたが母と二人で

「内緒!」

と二人で息を合わせたかのように返事をした。

更新日:2008-12-26 22:34:20