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一人称はキャラなりきりの証し?

私の作品…ほとんどが一人称で書かれています。特に「切り取られた青空」は女性一人称に(ブログで日記を付けるがごとくスタート)したがために、相手方の気持ちやその後の事情が一切書けず、「切り取られた青空-いと-」を全く同じ部分を別目線で書くなんてバカなことをすることになってしまいました。

それもこれも私のなりきりのなせる業。「いと」の結婚部分ではテンションをあげまくり、「遠い旋律」「指輪の記憶」「my precious」ではキャラに引きずられて体調不良を起こす。

なんだかなぁと思って三人称に挑戦するも、「満月に焦がれて」はそうでもないですが、「パラレル」は三人称の顔はしているけど、どう考えてもあれは一人称。私には三人称はムリなのかもしれないなんて昨今は開き直ってるかもしれません。「再び桜花笑う季」も芳治一人称でした。

私が一人称にこだわるのは相手方を謎にしたいから。知ってて思わせぶりに伏線を張る技量がないもんですから、私は主人公と一緒に首をかしげて、一緒にネタばれの際ビックリしまくる訳です。

ただ、死にキャラを書くと本当に体が辛いので、今後はそれだけは自重しようかなとは思っています。

更新日:2010-03-12 21:43:12

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