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挿絵 800*724

謎の人「ん?まずい、このままでは・・・
     ふっ、ではショーータイムといこう。
     ほれほれほれほれ~ひっひっひっひ」
 女の子「きゃー、死んじゃう~
     もう、こんなのいやかも~」
 謎の人「ほれ、これか、これが1番怖いか?くるくるくるくる~」
 女の子「・・・おぇ」

 整備士「う、うわー」
 地面へまっさかさまに落ちていく整備士。
 司会者「Oh,my brother!」
 整備士「ふうー。パラシュートつけてて助かった。
     あれ?My brotherは大丈夫か?」

ボフッ、バリン、ゴゴゴゴゴ、シューー。

 司会者「・・・生きてる、生きてた、生きかえった。」

 謎の親父「ん~しかし、あんなに暴走していては、助けようがない。
      もう、どうしようもないのか・・・」

しかし、空で何かに光が反射したことをリポーターが気付いた。

 リポーター「ん!?あれは、鳥?いや、ミサイル?戦闘機?
       なにかが高速で飛んできます。」

 主人公「ガチャ!ええ~マイクテスト、マイクテスト。
     こちら、世界を征服するものなり。
     お前たちが・・・いや、女の子が助けを求める声が聞こえたので、
     参上したしだいである。
     至急、救助を開始する。がちゃ。」
リポーター「救世主です。まさに、救世主が現れました。
       これで、彼女は救われるのでしょうか?それとも・・・」
 主人公「私・・・いや、俺には不可能という言葉はない、辞書には・・・
     最初の登場なのに俺かみまくりでカッコわりー
     ・・・まあ、いいか。
     昔の人はこういった。人間に不可能なんてない。
     もしあるなら、頭の中に浮かばなかったものだけだ。
     君が思っていることはすべてできるのだ。
     ・・あと、受話器(マイクのこと)とらなくても、いいんだな。(ええ、オンフックですから)」

 謎の人「なんだあれ?ただの鳥か。
     このスペシャルテクからはどうやっても、助け出せまい。」
 女の子「きゃー!」
 主人公「ふ~ん、そゆことね。遠距離デストロイ使うか。
      ほい。」

プチッ。

 女の子「ん?止まった・・・てか、エンジンも・・・きゃー」
 主人公「配線切るくらいなら、俺だって、できるのさ。
     それに、あの機体はグライダー方式で、
     勝手に着陸するから安心・・・
     !?」

 謎の人2「しくじったな、あいつ。
      しかし、そうはいかない。
      このまま方向転換してやることくらいは・・・」

 主人公「危ない!このままでは燃料倉庫にぶつかる!
     よし、この、新開発の「4爪キャッチャーdevice」で・・・」

ピューン!ひゅいーん、がっちゃん!
・・・着地。

 女の子「ん?わ、私、助かったの?」
 主人公「おう、俺が助けたのさ。感謝しろよ。
     あと、これは知名度を上げるためにやったこと。
     別に金とか要らないから。」
 女の子「キャー!好きです、王子様!
     私を、あなたのお嫁さんにしてください!」
 主人公「いやー、多分、事件が終わってひと段落したら、
     そんなことは思わないと思うよ。
     それでも好きなら、また遭ったときにしてやるよ。じゃあな。
     ・・・っと、燃料が・・・
     ちょっと燃料もらうけどいいよね?司会者さん?」
 司会者「・・・はい、いくらでも。」
 リポーター「あ、あの、世界征服とは?この機体は?」
 主人公「え?カメラは駄目。まあ、この機体には妨害装置がついている
     から、映像は一切、移らないけどね。」
 女の子「あの、お名前だけでも・・・」
 主人公「駄目駄目、カメラあるし。こんど二人っきりのときね!
     あ、腹も減ったな~」
 整備士「王子様!家内が作ったサンドイッチです。食べてください。」
 主人公「え、わるいよ~
     せっかく君を愛する妻が作ってくれたって言うのに~
     あと、王子様はヤメレ」
 整備士「いや、いつもスタッフの皆さんに食べてもらっているので、
     たくさんあるんですよ。」
 主人公「じゃ、遠慮なくもらっていくよ。
     ん?よし!燃料もたまったことだし、いくことにするよ。
     じゃまた。」

ぴゅいーん!ゴー・・・・

男の子「ハ、ハルカ・・・」

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更新日:2010-04-07 06:38:54

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