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小説

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1-1子どもの愚かな好奇心

挿絵 800*680

2050年4月2日、A国のとある飛行場。そこでは、史上初の完全オート操縦が可能であり、コンピューター・ナビゲートにより、誰でも簡単に乗れる、自家用ジェット機の試作機の発表会が行われていた。

 司会者「みなさん、日差しの強い中、わざわざ足をお運びいただき、
     ありがとうございます。
     春ですねえ。
     こんなピクニックびよりのいい天気に恵まれて・・・(以下省略)」
 
・・・そのころ、試作機になにやら、あやしい影が。

 謎の人「ふっ、くだらない。なにが自家用ジェット機だ。
     この発表会なんてめちゃくちゃにしてやる。」
そういって、そいつは試作機にあやしい仕掛けを・・・

 謎の人「おっと、天才。おれはなんて天才なんだ。
     この試作機をリモートコントロールで動くようにしてやったぜ。
     ん?誰か来る、おれは遠くから見ているとするか。」

そういって、謎の人はどこかへ行ってしまった。
そして、ふたりの子どもが試作機のほうへとやってきた。

 女の子「ねえねえ?試作機ってどこにあるのかしらね?」
 男の子「も、もしかして、あれじゃないのかなあ?」
 女の子「お!ハルカ調査隊、ついに、極秘戦闘機を発見しました!!」
 男の子「・・・。
      戦闘機じゃないし。極秘でもないし。調査隊って・・・」
 女の子「まあまあ、乗ってみやんせ。」
 男の子「ええ~勝手に乗っていいの?だめだよ~」
 女の子「じゃあ、ぱぴーな君はそこでみてなさい!
      ポチっとな。」
 男の子「っちょ・・・ま、マギカ・・・」

 司会者「・・・でして、今回のプロジェクトは、A国の・・・いえ、世界の・・・
     って、え~?」
リポーター「Zzz・・・Zzz・・・あ、・・・はい!
      ふう~長い話が終わり・・・
      おお?あれが、新開発の自家用ジェット機のようです。
      ん?しかし、こ、子ども?
      大変です!子どもが乗っているようです。
      しかし、あの機体には最先端のコンピューターが内蔵されて
      います。
      おそらく、子どもでも使えるというデモなのでしょうか?」
 司会者「いえそんな・・・いや、ええ、そうなんです、そうですとも。
     この機体は誰も乗っていなくとも、
     コンピューターが判断し、危険を感知すれば、
     フルオートになりますし、
     こちらからの遠隔指示で着陸させることもできます。」
 整備士「えっと、それが・・・まったく反応がありません。」
 司会者「え、え~?そ、そんな馬鹿なことって・・・あ、あるわけ・・・」

 謎の人「ふっ、ごくろうさん。馬鹿なやつらだ。
     経費削減か何か知らないが、
     警備どころか、整備士はあいつくらいしかいないじゃないか。
     さて、後で遊んでやるか。でも、ここは近すぎる。」
     
 女の子「きゃ~、誰か助けて~」

 リポーター「た、大変です。女の子は暴走する機体の中です。
       もう、これはかみに助けをこうしかないのでしょうか?」

・・・5分後。

 司会者「だ、誰か、なんとかならないのか。」
 整備士「だ、だめです。牽引ビームなんてものもありませんし・・・
     ネットに引っ掛けるにしても彼、女の命が・・・」
 司会者「そして、そんなネットもねえっと(ネット)
      ・・・そうだ、展示品のこれは飛べないのかね?
     これで助けに行こう。」
 整備士「はい!」

・・・5分後、機体の中

 整備士「CPに彼女の後ろにぴったりくっつくよう指示しました。
     あなたはここで、機体に何かあったら、
     プログラムを切り替えてください。」
 司会者「よし、任せろ。これでも開発者だ。
     あと、これには名前もあるんだぞ。
     春風(はるかぜ)だ。
     名前で呼んでくれ~」
 整備士「はい。
     では、ワイヤーをうまく引っ掛けられたので、移動します。」
 司会者「・・・わかった。May the god be with you.」

さあ、この作戦はうまくいくのか!爆笑必死、前後不覚な五里霧中小説、気まぐれ話!次ページへ続く!

更新日:2010-04-07 06:38:10