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小説

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激しょぼサイトだけど自分の本を作る!

「よし!自分の小説を読み返すために本を作ろう!」
そう思い立ち、色々と調べてみました。

だって今は「ブログだって小説本にしてくれるところがあるんだもんねー」
と、誠に安易に。

待て待て。自分の書いた小説、全部は無理だとしても(膨大すぎて)
せめて「最低限の設定が入る」小説をチョイスとしたとして・・・

「ははあ・・・最低限、160ページぐらいは必要だね。一冊でいいんだ。
自分のための本だから」

小説をブログに移動して~、本にしてもらって~、と、「見積もり無料」で
調べたら、

・・・・・・・・・・た、高い!!ビックリ!

どこで調べたかは内緒にして。だいたい2.3社検討したところ、
5000円~7000円ぐらい必要なことがわかりました。

「えっ!ちょっと待って。自分のための!読み返したいだけの本を
作るのに5000円!?7000円って、有り得ないんですけどっ」

だいたい5000円あれば飲み会だって行けるし、ライヴハウスだったら
お気に入りのアーティストのライヴだって見られるし、化粧品だって
買えるし、洋服だって新調できるのに、それと自分の本が同じ値段って
有り得ないんですけど。

と、茫然自失。

「こんなに本を作るのは高いんだよ」と、この値段を
ネタにしてブログを書いたところ、

「その本、私も欲しいです!」「いくらかかってもいい!欲しい」
と、なんと読者から反響があったのです!
その声は少人数とはいえ、あまりに熱心に私に届き、いつのまにか
「自分のための設定本」から「みんなに売る本」に変わってしまったのです!

こんな私の小説が欲しいなんて・・・有難くて涙が出るよ、本当に。
じゃあ、高くてもみんなで記念の一冊を作ろうか!

・・・・・・・・・・・・っ高いって言ってるだろうがっ。
話を聞けっ!勝手に盛り上がるなっ。こんな高い本は作れないに決まって
いるだろうがっ(落ち着け)

本を業者に頼んで作ってくださった方ならご存知でしょうが、
100ページの本を50冊。というように「最低ロット数」が決まっているの
ですね。
平均して最低ロット数(冊数)は50冊ぐらい(30冊になるともっと高い)
なんですね。

前回も書いたとおり、私のサイトの読者さんは大変に熱心ですが、
なんせ「どう考えても、どう頑張っても50冊、つまり50人も買ってくれる
人がいるとは思えない!」わけです。

しかも予定ページ数は、160ページ。で、最低50冊作ると・・・め、眼が
飛び出てしまいます!というほど高い!1万円札が七枚とか十枚と必要に
なってくるわけです。もう絶対に無理です。どう考えても。
そんなお金があったら、好きなアーティストのツアーの地方遠征して
おつりまで出ます。

いくら欲しいと手を上げてくださったところで、読者だって、そこまで
負担してくれるわけじゃない。売れなかった分は、つまり在庫。
自分のための設定本だったのが、一転、在庫を抱えることになってしまう
わけです。
それでもコツコツと売っていけばいいじゃない!と思う方もいるでしょう。
しかし、8年かかって、やっと「ちょびっと」読者が出来た私にとって、
それは、あと10年かけて在庫を捌け。と、同じ意味に聞こえるのです。
10年前に自分が書いた本を売る。

・・・恥ずかしくて売れるか、そんなものっ!昔の小説を読み返して
大感激するほど上手くないやいっ!

だけど、欲しいといってくださる方の希望に応えたい。だけど在庫も
抱えたくない!

「だったら自分で必要な分だけ作ろうじゃないか!!」

それが製本を勉強したきっかけでした。

更新日:2009-09-01 15:52:20