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えしゃじょうり

山本武。私の自慢の彼氏です。

野球部で熱心に部活をやっているところがかっこいい。
私は部活やってないから、毎日のように教室で武を待つ。
たまにこっちを向いて微笑んでくれる。時間なんてあっという間に思える。

「ふぁー・・やることないし・・・寝よ・・・・」
そうして私は深い眠りについた。
「ミードーリータナービクー」
うちの校歌だ。一体誰が・・・?
「ナーミーモーリーノー♪」
可愛らしい声。
「ダーイナークーショーナクーナーミガーイイー」
ん?並がいいの部分音程違う。可愛い。
眠気が覚めてきたので目をうっすら開けてみる。

歌っていたのは小さな鳥だった。
「うわぁ・・・可愛い小鳥さん、歌うまいね。」
話しかけているとまた歌いだした。
「ふふっ。・・・でもどこの鳥?」
私の質問に答えるわけがなく歌いながらどこかに行ってしまった。

「(武終わるまでまだ時間あるよね・・・。)」
時計をチラリと見る。
「よし!待って~小鳥さんー」
私は小鳥を追いかけることにした。

更新日:2009-08-27 10:39:56

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