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小説

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猫に喰われちゃった

夕べ、猫に腕を喰われた。
といっても、3ミリくらいの歯型がテンテンと2ヶ所付いた程度だけど。
彼女は悪気は無いんだと思う。じゃれ付きたくてじゃれ付きたくてしょうがない、という感じ。噛まれたところに馬油を塗っておいた。馬油は、私の万能薬なのだ。
噛みつかなかったらモフモフして遊びたいけど、絶対無理。
シッポに近い辺りを撫でると怒って噛みつこうとする。デジカメで猫の姿を撮ろうと近づいたら、頭を猫パンチされた。茶の間の襖と畳はひっかかれてボロボロ。
小さな凶暴ちゃんなのだ。(困)

今から約8年前、以前飼ってた猫にソックリな子猫が突然庭に現れた。
前の猫を亡くした時、ものすごく悲しかったから、もう絶対何があっても一切動物は飼うまい、と思ってたのだけど。毎日、毎日ウチに来て「お腹空いたよ。なんかちょうだい」と言うので(ホントか?)、家族と話し合い、外猫として飼おうということになった。
ところがこの猫、メス猫であることが判明。これは避妊手術をさせねばならないだろう、ということになり動物病院に入院させた。
手術を終えて、猫を受け出す時に院長先生がこう言った。

「この子、子宮がありませんでした。誰か既に手術を受けさせたようですね」

「ええーえええええ!?」
私は、院内中に響き渡るような声を出してしまった。

正式な手術ではないけど、いちおう開腹して縫合したのでシッカリ料金はかかった。2万円くらいだったかな。(高い~~!)
院長先生は、申し訳なさそうな顔をしていた。

てことは、この猫が居なくなって困ってる飼い主さんが居るかも知れない。そこで、キャリーバッグに猫を入れたまま、心当たりの家を二軒訪ね、「この猫、お宅で飼っていませんでしたか?」と聞いた。1軒目は「ウチでは猫は飼っていません」と言われた。もう1軒では、キャリーバッグから覗く顔が飼ってた猫に少し似てたらしく、その家のご主人、いったん家の奥に消えて、暫く経って戻り、「居た」とおっしゃる。
結局、元飼い主は見つからず、とうとうウチの子になってしまった。
よく外出して長時間帰って来なかったりするので、避妊手術受けさせた人の家に遊びに行っているのかも知れない。
誰が手術を受けさせたのやら、未だに謎だ。

更新日:2009-12-03 18:30:40