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I sing a song for you
例えば綺麗な夕陽を見た時。例えばほんの些細な事で嬉しくなった時。例えば誰かの言葉で胸を痛めた時。ふと頭の中に浮かぶ言葉やメロディーを紙に認める。
よく「どうやって詞や曲を書くの?」と聞かれるが、うまく説明できない。ただ頭の中に浮かぶのだ。少なくとも俺はそうやって書いている。
俺の名前は斉藤翔。十九歳。普通の大学生。将来の夢はミュージシャン。
高校の時に音楽に興味を持ち、大学に入ってからは友人たちと路上ライブをするまでになった。歌うことは好きだった。自分が作った曲を大勢の人に聞いてもらえることが嬉しかった。仲間たちとワイワイするのも楽しかったし、嫌なことがあっても歌うことで忘れることができた。
でもいつしか歌うことが辛くなってきた。何故かは分からない。急に自信がなくなったのだ。こんな歌を他人に聞かせていいのだろうか? 俺の声は……届いているのだろうか?
よく「どうやって詞や曲を書くの?」と聞かれるが、うまく説明できない。ただ頭の中に浮かぶのだ。少なくとも俺はそうやって書いている。
俺の名前は斉藤翔。十九歳。普通の大学生。将来の夢はミュージシャン。
高校の時に音楽に興味を持ち、大学に入ってからは友人たちと路上ライブをするまでになった。歌うことは好きだった。自分が作った曲を大勢の人に聞いてもらえることが嬉しかった。仲間たちとワイワイするのも楽しかったし、嫌なことがあっても歌うことで忘れることができた。
でもいつしか歌うことが辛くなってきた。何故かは分からない。急に自信がなくなったのだ。こんな歌を他人に聞かせていいのだろうか? 俺の声は……届いているのだろうか?
更新日:2009-08-01 18:54:19