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3-1/都庁ロボ


 都庁。
 我らが愛国――であるかどうかは各個人の判断に委ねるとして――都道府県中唯一の「都」であるこの大都市東京の最も重要な拠点と言えば、其処を於いて他にないだろう、それが東京都庁なるものだ。
 尤も、それさえも各個人の判断基準に依るならば不確定極まりない表現なので唐突に断定するような物言いをした事に関しては甚だ申し訳ない気持ちで胸いっぱいなワケだが、それはさて置き冒頭からこんな風に、結局のところ少しの意味さえ持つはずもないモノローグで数行を浪費させてしまった事に関しては一応頭を下げておく。下げたところでこの活字の世界では何も見えやしないのだから、その行為にどの程度の効果があるのかは些か疑問ではあるがそんな事を逐一考えるのも面倒なので捨て置くとして、この辺りでそろそろ本題に入ろうと思う。
 さて、この東京都庁。其処で常日頃何が起きているのかと問えば多分、大半の人間がこう答えるだろう。
 「知るか、そんなもん。」
 ……そうである。往々にして我々下々の民草は、都庁や国会などと言う大それた世界から遥か遠方、偏狭の地にその居を構えているわけで、言うなれば其処は、最早我々にとってファンタジーの世界に等しいのである。
 そのファンタジーの世界が矢張りこちらの世界と繋がっているんだなぁなどと実感できたのはせいぜい、最近定額給付金なるモノが手元にやってきたことくらいだろうか。
 一万二千円。みんなは、何に使った? 俺は生憎、この国に愛着もへったくれも無い非国民なので、老後のためにガッツリ貯金させていただきました。フヒヒ、ご馳走様です。
 さて、いい加減本題に入らないとここの1ページ2000文字制限に引っ掛かってしまうな。
 大体、少なすぎるんだよ。1万文字とは言わないが、せめて5000文字は欲しいね。とは、この下らない小説を、隙を見てはグダグダとプロットもロクに作らず書き散らしている作者の言である。あの阿呆に代わり、こればかりは本当に頭を下げておく。もしこのスタイルを他のモノ書き様方に見られたなら、多分ヤツは今頃この世の者ではなく、東京湾にその亡骸を沈め、お魚さんたちに突付かれている頃だろう。くわばらくわばら。
 沈めるのは自由だが、ちゃんと自首しろよ。じゃないと事件発覚すらしない恐れがあるからな。

更新日:2009-06-23 00:06:45

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はなこさんと/第三話「えいりあんと」