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あなたは神を信じます?
次は私が子供の頃の話をします。
最初に不思議体験をするようになったのは、大人になってからと
書きましたが実は結構、子供の頃にもあったんです。
ただ子供の話というのは、信じて貰えないことが多く記憶からも
自然と消えてしまうことが多いんです。
そんな中で、私が決して忘れ去ることの出来ない大きな出来事を
お話致します。
私の実家は九州の山の中の田舎というのは前に書きました。
そこの、お寺で子供の頃、祖父母に預けられて育ったんですが、
その家というのが、お寺なんです。
だから、よく近所の友達に「夕べ、お前の家の上を人魂が飛んで
たぞ」とか言われたものです。
人は死ぬと魂が抜けますが、その魂は親、兄弟、そして友人を見て回り、
最後にお寺に挨拶(?)に言ってから天国に召されるそうです。
嘘か本当か、そんな事は私は知りません。
ただ、子供の頃からそんな話があったのでウチのお寺には人魂が飛ぶと、
みんな信じてました。
でも私は見たことがありません。
さて、人魂の話はこの位にして不思議体験を話します。
その日は学校が休みで私は、小遣いを握って近所の駄菓子屋にお菓子
でも買いに向かっていました。
途中に長い橋があります。
コンクリート製の立派な橋ですが、ここから落ちる子供達は後を絶ちません。
自転車ごと川に落ちた子や、畑に落ちた子もいます。
川に落ちた子は、川幅が狭いので泳いで助かりました。
畑に落ちた子は、土が柔らかかったので骨折だけで済みました。
橋の距離が長く、途中眼下に岩場や、畑、川などが存在します。
欄干が低いせいでしょうか?子供の事故が多いのは。
ここでやっと私が落ちたときの話をします。
橋の反対側から見知ったお坊さんが自転車に乗って、自分の方へ
向かってくるのが見えました。
私は、いつもはそんな事をしたことがないのに(事故が多いのも分かって
いるはずなのに)、目を瞑って橋を歩き始めました。
車の量が少ないので、交通事故の心配だけは全くといっていいほど
聞いた事がありません。
私はドスンと何かにぶつかりました。
そこで目を開ければ良かったのです。というか普通は目を開けますよね?
でも何故か、目は開けませんでした。
あろうことか、私は目を閉じたまま欄干を跨いでしまったのです。
そうです。私はぶつかったのが、お坊さんの自転車だと勘違い
したんです。
(だとしても、目は開けるはずなんですけどねー)
結果、そのまま固い岩場へと落ちていきました。
高さは…そうですね。マンションの5階分はあるでしょうか。
仮に目を開けていて飛び降りる準備が出来ていたとしても、骨折
だけでは済まないでしょう。
不思議な事が起こりました。
落下中に私の身体は、空中の何者かに抱きかかえられたのです。
信じられないかもしれませんが、私が下に落ちているのを目撃した
人は沢山います。
その後、車に乗せられて病院に運ばれたんですから。
怪我ですか?
顎の下を一針縫っただけです。
それは抱きかかえられ、私の身体をゴツゴツした岩場に下ろすときに
鋭利に飛び出した岩の先端で切ったのです。
他には打ち身も切り傷もありません。
私は、まだ小学3年生でしたが怖くなって泣いてしまいました。
でも車に乗せられたとき、痛くもないのに泣くのは止めようと思い
着くまで静かにしていました。
そしたら運転手さんと、助手席に座った男の人が急に泣きやんだので
振り返ったんです。
私は後部座席に寝かされていました。
その時の私を見る、二人の驚いた顔は今でも忘れられません。
前に九州に帰ったときに、その橋を見に行ったら無くなっていました。
あんなに新しく立派な橋だったのに。
もしかしたら、私の後もなにか事故があったのかもしれませんね。
この世に神様はいるんです。
私は信じています。
毎日、自分の顔を鏡に映す時に思うんです。
あー、この傷は神様に助けられたときの傷だって。
でも、なぜ普段したことも無いのに目を閉じて危険な橋を渡ったり
したのでしょう?
きっと神様は私たちを試してるんです。
勇気と、そして信仰心を。
もし貴方がまだ、そのような体験をしてないのら、いつの日かきっと
神様に試される日が来ますよ。
いつの日か、きっとね。
最初に不思議体験をするようになったのは、大人になってからと
書きましたが実は結構、子供の頃にもあったんです。
ただ子供の話というのは、信じて貰えないことが多く記憶からも
自然と消えてしまうことが多いんです。
そんな中で、私が決して忘れ去ることの出来ない大きな出来事を
お話致します。
私の実家は九州の山の中の田舎というのは前に書きました。
そこの、お寺で子供の頃、祖父母に預けられて育ったんですが、
その家というのが、お寺なんです。
だから、よく近所の友達に「夕べ、お前の家の上を人魂が飛んで
たぞ」とか言われたものです。
人は死ぬと魂が抜けますが、その魂は親、兄弟、そして友人を見て回り、
最後にお寺に挨拶(?)に言ってから天国に召されるそうです。
嘘か本当か、そんな事は私は知りません。
ただ、子供の頃からそんな話があったのでウチのお寺には人魂が飛ぶと、
みんな信じてました。
でも私は見たことがありません。
さて、人魂の話はこの位にして不思議体験を話します。
その日は学校が休みで私は、小遣いを握って近所の駄菓子屋にお菓子
でも買いに向かっていました。
途中に長い橋があります。
コンクリート製の立派な橋ですが、ここから落ちる子供達は後を絶ちません。
自転車ごと川に落ちた子や、畑に落ちた子もいます。
川に落ちた子は、川幅が狭いので泳いで助かりました。
畑に落ちた子は、土が柔らかかったので骨折だけで済みました。
橋の距離が長く、途中眼下に岩場や、畑、川などが存在します。
欄干が低いせいでしょうか?子供の事故が多いのは。
ここでやっと私が落ちたときの話をします。
橋の反対側から見知ったお坊さんが自転車に乗って、自分の方へ
向かってくるのが見えました。
私は、いつもはそんな事をしたことがないのに(事故が多いのも分かって
いるはずなのに)、目を瞑って橋を歩き始めました。
車の量が少ないので、交通事故の心配だけは全くといっていいほど
聞いた事がありません。
私はドスンと何かにぶつかりました。
そこで目を開ければ良かったのです。というか普通は目を開けますよね?
でも何故か、目は開けませんでした。
あろうことか、私は目を閉じたまま欄干を跨いでしまったのです。
そうです。私はぶつかったのが、お坊さんの自転車だと勘違い
したんです。
(だとしても、目は開けるはずなんですけどねー)
結果、そのまま固い岩場へと落ちていきました。
高さは…そうですね。マンションの5階分はあるでしょうか。
仮に目を開けていて飛び降りる準備が出来ていたとしても、骨折
だけでは済まないでしょう。
不思議な事が起こりました。
落下中に私の身体は、空中の何者かに抱きかかえられたのです。
信じられないかもしれませんが、私が下に落ちているのを目撃した
人は沢山います。
その後、車に乗せられて病院に運ばれたんですから。
怪我ですか?
顎の下を一針縫っただけです。
それは抱きかかえられ、私の身体をゴツゴツした岩場に下ろすときに
鋭利に飛び出した岩の先端で切ったのです。
他には打ち身も切り傷もありません。
私は、まだ小学3年生でしたが怖くなって泣いてしまいました。
でも車に乗せられたとき、痛くもないのに泣くのは止めようと思い
着くまで静かにしていました。
そしたら運転手さんと、助手席に座った男の人が急に泣きやんだので
振り返ったんです。
私は後部座席に寝かされていました。
その時の私を見る、二人の驚いた顔は今でも忘れられません。
前に九州に帰ったときに、その橋を見に行ったら無くなっていました。
あんなに新しく立派な橋だったのに。
もしかしたら、私の後もなにか事故があったのかもしれませんね。
この世に神様はいるんです。
私は信じています。
毎日、自分の顔を鏡に映す時に思うんです。
あー、この傷は神様に助けられたときの傷だって。
でも、なぜ普段したことも無いのに目を閉じて危険な橋を渡ったり
したのでしょう?
きっと神様は私たちを試してるんです。
勇気と、そして信仰心を。
もし貴方がまだ、そのような体験をしてないのら、いつの日かきっと
神様に試される日が来ますよ。
いつの日か、きっとね。
更新日:2009-06-19 19:57:12