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主婦と家政婦


昨日は、雨だったから・・・って梅雨時に、当たり前だけど。
きょうは、朝から、いいお天気・・・。

綿毛布とシーツとバスタオルと・・・
昨日、洗えなかった物を洗って、ベランダに干した。

お茶でもしよう・・・とアイスレモンティーを入れて・・・
エアコンも入れないで、自然の風に、部屋を開け放って・・・

気持ち良い・・・

ふと・・・今朝の悠介を思い出して・・・
「本当に、何も、なかったの・・・?」 ひとり言・・・

いつも、ポジティブな悠介が・・・
よっぽど大変な仕事でも・・・抱えてるのかな・・・?
気になる・・・けど・・・
仕事の事は、聞いても分からないし・・・

せめて・・・
私は、悠介が、喜んでくれる
美味しい晩ご飯でも、作る・・・かな・・・。


そういえば・・・
私は、別れた主人に対して・・・
こんな心配をした事が、あっただろうか・・・?

朝は、食べない主義・・・
お昼は、外食・・・
夜も、遅くなると食べて帰って来る・・・

好きな物を作ってあげようとしても・・・
すれ違いばかりで・・・
私が、作った物を美味しそうに食べてくれた記憶が・・・
ほとんど・・・無い・・・。

今、考えても・・・どんな夫婦だったんだろう・・・?

あれで、夫婦なんだと言えるんだろうか・・・?

確かに、私は、仕事を持っていた・・・
けれど・・・
主人より帰りが遅い事は、なかったし・・・
掃除、洗濯・・・
完璧では、なかったかもしれないけど・・・
私なりに、頑張っていた。

10年も・・・私は、何をしていたんだろう・・・?
掃除、洗濯と・・・
食べてもくれない食事の支度をしていた・・・
家政婦・・・?

更新日:2010-01-09 17:43:58

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