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休日


そして・・・あっと言う間に、一週間が、過ぎた・・・。
ふたりの実家に行く約束の土曜日・・・。

私の家が、9時・・・悠介の家が、10時・・・。

手土産も忘れずに・・・商店街で見つけた和洋菓子屋さんで・・・
家には、ケーキ・・・母が、大好きだから・・・
悠介の家には、美味しそうな和菓子・・・
悠介のお母さん、お茶の先生してるから・・・

しばらく走って行くと、懐かしい街並みが、見えてきた・・・
久しぶりに、帰ってきた気がする・・・

実は、同窓会以来だから、そんなに久しぶりでもないけど・・・

もう7月・・・あの日から、1ヶ月半、経ったんだ・・・
悠介と再会して・・・悠介に、初めて抱かれた日から・・・

「ただいま」 玄関に入ると・・・母が、慌てて飛んできた・・・

「おかえり・・・悠介さん、いらっしゃい。 どうぞ、上がって・・・
お父さん、首を長くして・・・待ってるわよ」

リビングに、行くと・・・
父は、碁盤を目の前に、真剣な表情・・・

「囲碁、始めたの・・・?」

「あぁ、おかえり・・・悠介君、いらっしゃい」

「おじゃましてます」

「前は、将棋じゃなかった・・・?」

「今、ちょっとはまってるんだよ・・・。
おもしろいぞ・・・なかなか・・・」 と父・・・

「囲碁は、全然、分からないわよ・・・。
将棋なら、相手、出来るけど・・・」

「もう、あなた、そのくらいにして・・・」 と母が・・・
冷たい飲み物を持って来た・・・。

みんなで、ソファーに、腰掛けて・・・

「そうだな・・・。
優華、顔色良いようだな・・・元気そうで良かった」

「うん・・・元気だよ・・・。
あのね・・・お父さん・・・実は・・・」

そうしたら・・・悠介が・・・
「僕たち、結婚しようと思っています。
きょうは、お許しをいただきに伺いました」

「悠介君、ありがとう。優華を幸せにしてやってくれるか?」

「もちろんです。約束します。
ご心配かけるような事は、しませんから・・・」

更新日:2010-01-09 17:37:37