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美味しいパン屋さんのパンで朝食を済ませて・・・
悠介の車で、私のマンションに、向かった・・・。

「なぁ・・・優華・・・」

「うん・・・なに?」

「お前、子供の頃から・・・
忘れ物もしたことないし、宿題もちゃんとやってきたし・・・
キチンとしてるところは、偉いと思ってるよ。

だからこそ、秘書も、務まってたんだと思うし・・・
優華の性格は、秘書向きだと俺も思うよ。

でも・・・疲れないか?
もう少し・・・ゆったり、のんびりしたところも・・・
あっていいんだと俺は、思うけど・・・」

「うん・・・悠介の言うこと・・・分かるよ。

秘書になってからは、余計に、ちゃんとしないとって・・・
ガチガチに、なってたところ、確かにあるから・・・

でも、これって・・・私の性格だし・・・
直せって言われても・・・そんなに簡単には・・・」

「直せとは、言ってないよ。
それって、優華のすごくいいところでもある訳だし・・・
仕事で、いいかげんなのは困るだろ?

でも・・・休みの日とか・・・
別に、朝食摂らなくても、どうってことないだろ?

たとえば・・・今朝は、何にも無いから・・・
ファミレス行こうっていうのも・・・有りだと思うけどな・・・

もっと・・・甘えていいよ・・・完璧じゃなくていいんだよ。
その方が、俺は、嬉しかったりするかも・・・」

「うん・・・そうなんだ・・・。
私って、そういうところ、きっと可愛くないんだよね・・・」

「そんなことないよ。
優華は、最高に、可愛い女だ・・・俺が、保証する」

「完璧で、ありたいって思うからよね・・・。
もう少し、のんびりしてみる・・・これから、少しずつ・・・」

「うん・・・優華は、それくらいで・・・ちょうどいいんだよ」

「他に、何か、私に、注文ある?ついでだから、全部、言って・・・」

「他に・・・?・・・う~ん・・・そうだな・・・
もっとセクシーな下着を着けて欲しい・・・」

「えっ?・・・ばか・・・もう、悠介・・・」

悠介は、笑ってた・・・。

更新日:2009-09-24 16:53:12

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