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そして未来へ……

最初はぎこちない家族だったけど、日を追うごとに仲良くなった。
直接言いにくい時はお絵かき帳。
そして思春期には一人日記。携帯は別れる時渡した。二人分買った

まるでアスファルトを雪が濡らして溶けていくように、一つ一つは小さいけど、やがて全てを包んで……
愛は立ち直っただろうか?
たとえこの家の愛の痕跡全てが残ってなくとも、たとえ消えて無くなっても想い出を残し……

愛……翼の折れた雪の結晶。
泣いても泣いても届かぬ思い。
幸子はメアドと携帯番号変えないから。と言う。気持ちはつながったハズ。心の片隅でもイイみぞれのように心濡らしてたとえ飛べなくなっても……私は、ここにいるよ……。

更新日:2009-04-13 13:17:22

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