「銀さん急にどうしちゃったんだよ。」

と長谷川さんはつぶやく。

「いいんだよ！早く行くぞ。」

と銀さんは張り切って長谷川さんと競馬場の門をくぐった。

「絶対に今日は勝ちたいんだ。」

と言った銀さん。

が、競馬はほとんどハズレ。

長谷川さんも銀さんもどっちも外れた。

「どうするのさ銀さん！」

「・・・・もう。最後の賭けに出る！」

「で？どの馬？」

「ジープインパクト！！」

「じゃ、俺ジャスタウェイ！」

と２人は最後の金を番券売り場へと出した。

そして最後の試合は始まった。

最初は独走でジープインパクト。

が、途中からジャスタウェイが追いやげてきた！

ジャスタウェイか？ジープインパクトか？

２とうが並んだ！

どっちだ！！！！！！

「させさせ！！！」

と２人は叫び始める。

結果は、

　　　　　　　　　　ジャスタウェイ！！！！！！！！！！

銀さんは怒って馬券を切り捨ててしまった。

長谷川さんは泣いて喜んだ。

しかし！！

ジャスタウェイは途中妨害があり失格。

ジープインパクトが１位！！！

銀さんはさっきの馬券を破ってしまったことをひどく後悔し始めた。

長谷川さんはもうグラさんだけになってしまった。

銀さんはとぼとぼと家に帰って行った。