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万事屋どうりまで坂本さんと私は来ると立ち止まる。

坂本さんは、私をおろした。

「ありがとうございます。坂本さん。」

「いいきに。あと、坂本いいぜよ。」

と笑う坂本。

「わかりました。坂本。」

「う~ん。でも、辰馬のほうがいいきに。」

「じゃ、辰馬さん!」

「それがいい気に。」

「はい!」

「では、花嫁にキスじゃな。」

と言って辰馬さんはほっぺへとキスをした。

「さ・・・坂本さん?」

「辰馬さんじゃろ。まぁ、そっちの方がしっくりくるきに。」

と言い終えると坂本さんは去った。

「まったく・・・・。先の読めない人だな。」

と私は言うと万事屋へと戻った。

更新日:2009-04-29 20:46:07

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