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俺のもの!!

朝起きると見知らぬ部屋に・・・・・。

どこだろう?

と起き上がってみるといろんな資料が積まれていた。

倉庫?あったけそんなところ?

と思っていると

「ん?起きたんですかぁ?」

と声がする。

振り向けば、

「沖田!!!」

がいた。

「ねぇ、ここどこ?」

「俺にもさっぱりですぜぇ。」

と頭をポリポリとかく沖田。

「どうしようね。」

「ああ。それよりこれなんだ?」

と沖田は首を指した。

そこには首輪が付いていた。

「え?」

気付かなかった。首にこんなものが付いてることに。

「やぁ、気がついたかお二人さん。」

と近くのテレビモニターから声がする。

「ん?じぐぞう?沖田の仕業ですか?」

「いや。ちがう。本当に俺じゃない。」

と思いっきり否定する沖田。

「これは俺個人がやってることだ。今から君らに試練を言う。」

「試練?」

「そう。それは、君らの愛を試す試練だ。」

「愛の試練なら負けないですぜぇ。」

「そうか。では、言わせてもらう。君の友達全員とそこの少女。どっちが死んだら困るかな?」

「・・・・・。」

沖田は黙り込んでしまった。

「よく考えるといい。」

と言うとモニターはきれた。

「沖田?」

私が声をかけても沖田には聞こえていなかった。

どうするの私たちは?

更新日:2009-04-14 22:02:54

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