万事屋に帰ると、誰もいなかった。

部屋も暗くて人の気配もなかった。

「銀さん。新八さん。神楽さん。」

と名前を呼んだが誰も出てこなかった。

すると、

「琴葉。」

と呼ぶ声。

この声は・・・・・銀さん？

と思って後ろを振り向くと、

「銀さん。」

がいた。

しかし、銀さんは私を軽く睨みつけていた。

「ただいま。」

「・・・・。琴葉。どこいってた？」

「え？し…真選組でお茶を。」

「そうか。けど、それなんだ？」

と指をさしたのは私の首だった。

「え？」

「キスマーク。」

「・・・・・。え！！！！」

気づいていなかった。キスマークがあることに。

「き…キスマーク！！！気づいてなかったんです。」

「だれだ？」

「え？」

「誰にされたんだ？」

「ひ・・・土方さんです。」

「あいつか・・・・。そのブレスレットもか？」

「え？あ・・・はい。」

「・・・・・・・・・・・・・・・。」

「銀さん……？」

「銀さん・・・ヤキモチやいた。」

「え？」

すると、銀さんにソファーに押し倒された。

「え！？ちょ！銀さん！！」

「もうお仕置きだぜ。」

と言って銀さんは私の首にキスをした。

「銀さん！！！！！！！」

と叫ぶしかなかった。

すると、銀さんは何もしなくなった。

「銀さん？」

「ごめんしゃい。」

「え？」

「いきなり悪かった。」

と謝られて私も、

「ご…ごめんなさい。」

と謝ってしまった。

銀さんは私のことを抱きしめて、

「ごめん。嫌いにならないでくれるか？」

と聞かれて私は、

「大丈夫。」

と一言言った。

その後しばらく銀さんに抱きしめられていた。

すると、

「ｚｚｚｚｚｚｚｚ。」

「銀さん？」

そう。銀さんが寝てしまった！！

どかそうと思ったが無理だ。

もう諦めた私は、一緒に寝てしまった。

越して2人で寝てしまった。