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思わぬ言葉

真選組でお茶を飲んでいると、

「今帰った。」

と土方さんの声がした。

広間でお茶を飲んでいた私を見て土方さんは、

「お!琴葉。こっちに来てたのか。」

と言って私の頭をなでた。

土方さんは、私の隣に座ってお茶お飲み始めた。

しばらくすると、土方さんが私に

「ちょっと部屋に来ないか?」

と聞いてきた。

「え?」

「いやか?」

「え・・・。いえ。」

「じゃ、ついて来い。」

と言って土方さんは歩いて自分の部屋に向かった。

部屋につくと土方さんは、私を座らせた。

そして、

「琴葉は俺のこと好きか?」

と土方さん。

「え?」

「いや。お前の世界では、俺は存在しないキャラなんだろ。」

「はい・・・。」

「それでも、俺のことが好きだったのかなって。」

「・・・・・・。」

「好きか?」

「・・・・・・はい。」

「そうか。これもらってもらえるか?」

と渡されたものそれは、

「ブレスレット・・・・?」

だった。

銀のシンプルなブレスレット。

「どうだ?」

「もらっていいんですか?」

「ああ。お前のために作り方教えてもらった。」

「え?土方さんが作ったんですか?」

「ああ。本当は職人に作ってもらおうかと思ったけど、お前が現実世界に戻っても俺を覚えていておしいからと思ってな。」

と土方さんの思わぬ言葉に顔を真っ赤にした私。

それに対し土方さんは、

「ん?顔赤いぞ。熱あんのか?」

と言って私のおでこに自分の額を当て始める。

「え!?ひ・・・土方さん!!!!」

「ん?どうした?」

「なんでもないですから!!!私・・・・帰りますね。銀さん心配してますし。」

と言って立ち歩きはじめた私の腕を土方さんは引っ張った。

「え?」

体勢を崩し私は土方さんの胸の中に崩れ落ちた。

すると、土方さんは私の首筋にキスをした。

なんか吸血鬼みたいに長く吸われていた。

そして、土方さんが顔をあげたとき私はもう顔を真っ赤にして気絶しかけていた。

「あ!わ…悪かったな。送ってく。心配だしよ。」

「は・・・・・・は・・・・い。」

なんか恥ずかしくて土方さんの顔が見れなくなってしまった。

そして、私は土方さんに万事屋まで送ってもらった。

首のキスマークに気づかぬまま・・・・・。

更新日:2009-03-31 20:48:20

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