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ストーカー

有り得ない ことだが、力 ( つとむ ) が、私と子供に 親切? というか、ストーカーのように、付きまとい 始めたのは、車のチーム結成当時、チームメンバーとして、 ・ 力 ・ が入会してきた次の日からだ ・・・ チームに入る前から、いろんなイベントで会っていたから、お互いの顔は 知っていた、しかし ・力 ・ によると チームに入る前から、恋愛感情があったという ・・・何より 変わっているのは、 私が怒ると、嬉しいのか? 何度も 謝りながら、私の言うことを、何でも 聞くのだ ・・ あきれて、これ以上は無理だろう と、 意地悪な 頼みを してみても ・・ 平気な顔で? よりも、笑顔で 引き受ける 。 友一はそんな ・力・ を ・・ M ・・ だと言うが、私も ・力 ・の事が少し? いや・結構 気持ちが 悪かったが、家庭の出費が、抑える事もできるし、ごみ捨てとか、雨の日の学校の送り迎い、ずるい考えだが、面倒な事はすべて、力に任せていた。 こんな生活になったのは、友一と一緒に住む前からだ、毎日電話してきて 「 今日は 何が欲しい? もう ティッシュ 無いよね、牛乳は? 」 いつも こんな感じで、生活していた。 友一にも 「 ほんとに ・ 力 ・( つとむ ) 困るんだけど 」 と、愚痴を 言ってはいたが、友一も 「 まったく 、困った 奴だなぁ 」 といつも 呆れるだけだった。 さすがの私も、いい加減、 嫌気が差し、「 もういいから 、二度と来るな、顔も見たくない。 」 そう 言ってしまった事が あった・・。 すると ・力・ は、あろう事か、アパートの壁に、頭を 何度もぶつけ、大きな声で叫びだした。 近所迷惑だと、私がドアを 開け怒ると、いきなり私の、首を 絞めてきた ・・ この行動に 子供たちも、ビックリして 止めに はいった ・・ そのすきに、私は家の中へ逃げ、怖くなって、警察を 呼んだことも、あったほどだ。 その後、 ・力 ・ は、あろう事か、友一の自宅へ行き 「 ナナミさんが、もう 会いたくないって、どうしたらいいですか? 」 って、友一に 相談しに行ったのだ ・・ 。 何を どう 説明すれば ・・ 友一から連絡があり、私もその場に直行した。 友一は 「 こいつは、まだ 和樹 と 結婚してるし、俺は俺の女だと思ってる、 だから ・力 ・ には悪いが 、お前には関係ない人なんだ ・・ ナナミは、お前の事 、チームのメンバーの、一人としか、思ってないんだぞ ・・ わかるか? だから ナナミの事は 諦めて、若い女の子と付き合ってみろ 。 」 「 はい 」 この場は これで話は終わったが、次の日も 今までと変わりなく、私に 電話があり、「 洗剤、買っていくね 」 はぁ ? 何も、変わってないし。 友一も 「 まぁ、本人が諦めるまで 仕方ないからな ・・ 悪い奴じゃないから、困るんだよな。 」 しかし、ずっと私の傍で お金の面でも、子供の送り迎えでも、和樹のお葬式でも、いろんなところで、私たち家族を、助けてくれていた ・・ 。 子供たちも、付き合いが長いせいか、力ちゃん力ちゃん

更新日:2009-05-17 14:30:51

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激動人生「生と死」・・・・・幸せになるまで