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inシンオウ地方・マサゴタウン
そんなこんなで、夜の灯火が散らばる様に村のあっちらこちらで灯される頃、港の灯台の光がくるくると周り出して海を照らし出し、西の空には茜色の空へ変わり始めて、東の空は群青色へ変わり一番星が輝き出し、星々が散らばり始めた頃
サトシ御一行様は、シンオウ地方、マサゴタウンことナナカマド博士の研究所を構える、マサラタウンよりも少し大きいも、それでも、同じくらい自然豊かな町へと到着した
「こ、これは、これは、ナナカマド博士お久しぶりです」
「やあ、オーキドくん久しいが・・・随分と顔色が悪いな?」
「は、ははは、少し船酔いをしてしまって、薬飲んで寝たら少し回復したんですけどね・・・」
「オーキドのじいさん、ひるごはんいらいってたべれなかったもんな、せっかく、おいしいふねのよるのごはんも、たべそこねてたし、ポケモンクッキーはたべたけど、そのあと、けっきょくきもちわるくなって、トイレにかけこんでたからな・・・」
「おじいちゃん、しっかりして」
「オーキド博士、お水飲んだ方がスッキリしますよ? お塩少しとレモン汁少し入れたので、胃が空っぽだと余計に気持ち悪くなりますよ?」
「ううう、す、すまん」
とオーキド博士の後ろから、彼の背中を支える茶色い髪のトゲトゲ頭の幼い少年に、若々しく可憐な見た目の女性が心配そうにオーキド博士を労っている、その女性の横で、これまた、オーキド博士の背中を支える茶髪の幼い子と変わらない歳だろう、艶やかな黒髪の少年も、オーキド博士の背中を支えつつ労わる様に摩ってやっていた
「ふむ、君がサトシくんかい?」
「!? え? なんで、おれのなまえを? はじめてあうのに・・・」
「そして、君がオーキドくんのお孫さんだね? 確か、シゲルくんと聞いていたが」
「! ぼくのことも? おじいちゃんからですか?」
「ふむ、察しがいいな君は、そして、あなたがハナコさん?」
「はい、お世話になります。 サトシの母のハナコです。 お初にお目に掛かれて光栄です。 ナナカマド博士の事はかねがね、テレビで拝見させて頂いてますよ? オーキド博士やシゲルくんだけでなく、私とサトシまで、お邪魔してしまいますが、滞在期間中は、お世話をおかけしてしまいますがよろしくお願いします」
ぺこりっと、礼儀正しいお辞儀をハナコママは、率先して行う
「あ、おれも、おせわになります。 おれ、かんけいないかもだけど、でも・・・シンオウちほうのポケモンみてみたくって、ついてきちゃいました。 すこしのあいだ、おせわになります」
とサトシも、ペコッとハナコママの真似して、ナナカマド博士にお辞儀をする
「おれ、マサラタウンのサトシです。 オーキドのじいさんにきいてるとおもうけど、じこしょうかいはだいじだって、オーキドのじいさんからいわれたからちゃんとしたくって」
「ぼくも、マサラタウンからきました、シゲルです。 ぼくも、そふともどもおせわになります」
シゲルも、ハナコママとサトシを見てからお辞儀と挨拶を、ナナカマド博士へと向けた
「ふむふむ、ほう? オーキドくん、いいご関係だな? サトシくんも、シゲルくんも、良い子達だ、君とハナコさんの教育が良いとよく分かる、目もイキイキとしている、きっとどんなポケモンとも良い関係になるだろうな? 君達は」
「!? あのおれは、ポケモンだいすきで、そのオーキドのじいさんのけんきゅうじょにでいりしてて、そのポケモンとはともだちとおもってて、そのへんとかおもいますか?」
「いいや、ポケモンを友と思うその心は、トレーナーにとって一番大事な事だ」
「え?」
「ふっ、トレーナーの中には、君の様な気持ちの者は大勢居るだろう、君ほどトレーナーに向いてる子、そう居ないよ、シンオウのポケモン達とも仲良くして欲しい」
「! はい! あっ、でもおれ」
「う、ぐふっ、す、すまんが、ナナカマド博士寝れる場所を・・・」
「おっと、情けないなオーキドくん、ほら、君たちも来なさい今日の宿となる、わしの家基研究所へ行こう」
「「あ、はい」」
「博士、滞在先をありがとうございます」
「構わんよ、君達なら心から歓迎しよう」
少し強面のナナカマド博士だが、その強面の顔を和らげて、こちらを見てはオーキド博士を支えつつ案内してくれるのだった
サトシ御一行様は、シンオウ地方、マサゴタウンことナナカマド博士の研究所を構える、マサラタウンよりも少し大きいも、それでも、同じくらい自然豊かな町へと到着した
「こ、これは、これは、ナナカマド博士お久しぶりです」
「やあ、オーキドくん久しいが・・・随分と顔色が悪いな?」
「は、ははは、少し船酔いをしてしまって、薬飲んで寝たら少し回復したんですけどね・・・」
「オーキドのじいさん、ひるごはんいらいってたべれなかったもんな、せっかく、おいしいふねのよるのごはんも、たべそこねてたし、ポケモンクッキーはたべたけど、そのあと、けっきょくきもちわるくなって、トイレにかけこんでたからな・・・」
「おじいちゃん、しっかりして」
「オーキド博士、お水飲んだ方がスッキリしますよ? お塩少しとレモン汁少し入れたので、胃が空っぽだと余計に気持ち悪くなりますよ?」
「ううう、す、すまん」
とオーキド博士の後ろから、彼の背中を支える茶色い髪のトゲトゲ頭の幼い少年に、若々しく可憐な見た目の女性が心配そうにオーキド博士を労っている、その女性の横で、これまた、オーキド博士の背中を支える茶髪の幼い子と変わらない歳だろう、艶やかな黒髪の少年も、オーキド博士の背中を支えつつ労わる様に摩ってやっていた
「ふむ、君がサトシくんかい?」
「!? え? なんで、おれのなまえを? はじめてあうのに・・・」
「そして、君がオーキドくんのお孫さんだね? 確か、シゲルくんと聞いていたが」
「! ぼくのことも? おじいちゃんからですか?」
「ふむ、察しがいいな君は、そして、あなたがハナコさん?」
「はい、お世話になります。 サトシの母のハナコです。 お初にお目に掛かれて光栄です。 ナナカマド博士の事はかねがね、テレビで拝見させて頂いてますよ? オーキド博士やシゲルくんだけでなく、私とサトシまで、お邪魔してしまいますが、滞在期間中は、お世話をおかけしてしまいますがよろしくお願いします」
ぺこりっと、礼儀正しいお辞儀をハナコママは、率先して行う
「あ、おれも、おせわになります。 おれ、かんけいないかもだけど、でも・・・シンオウちほうのポケモンみてみたくって、ついてきちゃいました。 すこしのあいだ、おせわになります」
とサトシも、ペコッとハナコママの真似して、ナナカマド博士にお辞儀をする
「おれ、マサラタウンのサトシです。 オーキドのじいさんにきいてるとおもうけど、じこしょうかいはだいじだって、オーキドのじいさんからいわれたからちゃんとしたくって」
「ぼくも、マサラタウンからきました、シゲルです。 ぼくも、そふともどもおせわになります」
シゲルも、ハナコママとサトシを見てからお辞儀と挨拶を、ナナカマド博士へと向けた
「ふむふむ、ほう? オーキドくん、いいご関係だな? サトシくんも、シゲルくんも、良い子達だ、君とハナコさんの教育が良いとよく分かる、目もイキイキとしている、きっとどんなポケモンとも良い関係になるだろうな? 君達は」
「!? あのおれは、ポケモンだいすきで、そのオーキドのじいさんのけんきゅうじょにでいりしてて、そのポケモンとはともだちとおもってて、そのへんとかおもいますか?」
「いいや、ポケモンを友と思うその心は、トレーナーにとって一番大事な事だ」
「え?」
「ふっ、トレーナーの中には、君の様な気持ちの者は大勢居るだろう、君ほどトレーナーに向いてる子、そう居ないよ、シンオウのポケモン達とも仲良くして欲しい」
「! はい! あっ、でもおれ」
「う、ぐふっ、す、すまんが、ナナカマド博士寝れる場所を・・・」
「おっと、情けないなオーキドくん、ほら、君たちも来なさい今日の宿となる、わしの家基研究所へ行こう」
「「あ、はい」」
「博士、滞在先をありがとうございます」
「構わんよ、君達なら心から歓迎しよう」
少し強面のナナカマド博士だが、その強面の顔を和らげて、こちらを見てはオーキド博士を支えつつ案内してくれるのだった
更新日:2022-12-18 16:32:48