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稲作の普及と定住化(弥生時代)

挿絵 425*480

縄文時代は主に狩猟・採集が主たる生活で、季節によって住居を移住する人も多かった。それが弥生時代になって稲作が盛んになり、秋に収穫した米を貯蔵して定住して多人数での共同の農作業による集団生活が広まった。
弥生時代は古墳時代に先行し、およそ前4世紀中ごろから後3世紀後半までの時代を占める。

決まった場所で稲作をすることは土地の所有という概念が生まれ、およそ1万年間も目立った争いが無かく平和だった縄文時代から、やがて所有権争いから戦いが生まれ、鉄器や青銅器が出現して石器が消滅して紡織が始まり。階級の成立,国家の誕生に向かって社会が胎動し始めた。階級的存在としての首長が発生し、それが後の邪馬台国や大和政権の成立に繋ったと考えられる。

稲作、土器、金属製品、そして縄文人と大きく特徴が異なる弥生人は、朝鮮半島や中国大陸からの渡来人と考えられています。

更新日:2022-04-20 10:04:27

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