都営新宿線篠崎駅の南口の交番です。東京都設計者選定制度で選出された「文化デザイン交番」の22番目の作品となった。

そのデザインの特徴は、6m角の半透明キューブを広場のオブジェとして空中に浮遊させること。機能としては、コミュニティ・ルームや婦人警官配属のための部屋、パトカー置き場などを持つために、通常の交番（50m2）の倍の面積を有し、限られた敷地面積から3階建てとなった。それを構造的なバランスを取りつつ、ビル化を避け、円形の公衆トイレとの間に作られる空間の姿を念頭に置かれた。
夜間には美しくライトアップされている。