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トランス脂肪酸

挿絵 560*315

トランス脂肪酸は、マーガリンやショートニングを水素添加という加工する段階で生じるもので、日常的にトランス脂肪酸を多く摂り過ぎている場合には、心臓病のリスクが高まることが示されています。

国際機関が生活習慣病の予防のために開催した専門家会合(食事、栄養及び慢性疾患予防に関するWHO/FAO合同専門家会合)は、トランス脂肪酸の摂取量を総エネルギー摂取量の1%に相当する量よりも少なくするよう勧告をしています。
日本人が1日に摂るエネルギー量の平均は約1,900 kcalであり、この1%に相当するトランス脂肪酸の量は約2gです。

農林水産省は、平成17~19年度(2005~2007年度)に実施した調査研究で、日本人が食品から摂っているトランス脂肪酸の1人1日当たりの平均的な量は、0.92~0.96グラムであると推定しました。これは平均総エネルギー摂取量の0.44~0.47%に相当します。

トランス脂肪酸はファストフードの揚げ油、パン、スナック菓子など多種多様な食品に含まれており、これらを日常的に食べている人は、気付かない内に勧告の量をオーバーしている可能性があります。

外食産業でもトランス脂肪酸を含む油から、そうでない油に転換したり、油脂の製造会社でもトランス脂肪酸を減らす取り組みを行っています。
消費者もできるだけ意識してトランス脂肪酸を含む油の摂取を控えるべきです。

更新日:2022-03-10 22:39:49

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