玉ねぎは国内各地でも盛んに栽培されていますが、輸入野菜の中で最もその量が多いのが玉ねぎです。2018年の統計で国内生産量は約100万ｔがありますが、約30万tが輸入されており、消費量の不足分を補っている結果になっています。

生鮮・冷凍の輸入量の93％ 輸入金額の91％が中国産です。輸入乾燥品は、約６割が米国産で、次いで中国産が２割弱となっている。冷凍玉ねぎは加工用原料としてダイスカット状のなどが、乾燥玉ねぎは、粉末や乾燥きざみ玉ねぎの状態で輸入されている。

玉ねぎの輸入量は国内産価格の上昇から単価の安い輸入品が増加しています。輸入玉ねぎは一般的なスーパーなどの店頭では見かけないので、加工・業務用需要が多く、市場を通さない外食産業などの業務用が多いようです。