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中国の箸

挿絵 529*318

歴史的記録によると、最初に箸を使い始めたのは中国だという。今からおよそ3000年前の殷の時代の甲骨文字には、中国人が箸を使用していたという記録がある。

中国では主に竹など木製の箸を使用している。中国の箸は韓国や日本の箸に比べひときわ長い。円卓に料理を並べ、家族皆がそれを囲んで座って食事をするという、特有の食文化を持つ中国では、遠くにある料理を取りやすいよう箸が長くなったというわけだ。脂っこく熱いメニューが多い中国料理の特性上、箸は丸みがあって太く、先が鋭くないものが多い。

湿気の多い日本では、錆びにくい木製の箸を主に使用している。日本の箸は3カ国のうち最も短い。日本人は器を口につけて食べる習慣があるほか、うどんなどの麺類をよく食べているため、短い箸の方が使いやすいからだ。また、魚をはじめ海産物をよく食べる日本の食文化の影響により、骨や皮を取りやすいよう、先がとがっている箸が多い。

更新日:2022-02-17 07:12:50

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