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●登場人物紹介●

登場順。名前のみの登場も含む。名前の後ろの()は年齢。[]は別称や愛称。

○チョース・チャン(16)
 張財閥の跡取り息子で、反乱軍支部のリーダー。レイクを連れてハルカイリから移動し、第三研の研究員となる。初めて自分のバック(処女)をユネストに明け渡し、精神的にショックを受けたが、それを隠そうとしている。

○レイク・カジマ(16)
 全世界のメディアをジャックし、オリジナリズム宣言文をネットに流した本人。一度は死んで冷凍されたが、カンムの献身的な治療により生還した。体内からルーがいなくなり、現在は張のチップのみの管理になっている。

○フロイライン・ミミー
 第三研の所長・オペレーター室長。軍の階級は大尉。四十代半ば。おしゃべりで酒好き。詮索好き。アーサーやアシュレーの力を借り、チョースとレイクを第三研へ召喚するのに成功した。最終目標はカンムを基地に招く事。

○イシュー・トーマス
 ミミーの専属秘書。独身。地味で几帳面な性格。ミミーのスケジュール管理だけでなく、酒の飲み過ぎなど健康面にも目を光らせている。特に指示はされていないが、レイクとチョースの生活面での面倒も見始めている。

○アーサー・グレン(24)
 張財閥の関係者でグレン家の跡取り。新世紀開発財団の会長。多方面に顔が広く、アメリカの政府関係者の中にも知り合いが多い。レイクとチョースをハルカイリ島から出したくなかったが、第三研に行くことで妥協した。

○メラニー・ファゴット
 第三研の医療室長。神経分野の専門医。四十代前半。LA基地の医療業務全般と、軍高官の体調管理(往診)を担当。不愛想だが頼りがいがあり、基地の皆から慕われている。基本的には若い女好きだが、ユネストとも付き合う。

○アシュレー・カー
 第三研の機械技術部長。工科大出身で二十代後半。軍人ではなく特別職員。自ら設計した冷凍ポッドの開発に全精力を傾けている。機械大好き人間で、人付き合いが極端に悪い。メラニーやユネストと三角関係に陥っている。

○エリオット・ユネスト(42)
 イギリス出身の天才脳外科医。遺伝子上のレイクの父親。冷凍実験の貴重な生還者として、第三研に派遣されて研究員(研究体)となる。離婚した妻との間に一人娘がいる。いつかメラニーにプロポーズしようと考えている。

更新日:2022-01-31 13:46:28

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