官能小説

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R-18

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ストックホルム症候群

 中学校に上がると同時に、ロリーナはフィービーともジャスミンとも別れることになった。フィービーは親の都合で帰国し、ジャスミンの家は引っ越してしまったからだった。
 もともと友達のいない三人がばらばらになって、ロリーナは孤独になった。外国人など全くいないに等しいこの地域では、ロリーナに物珍しさ以外の理由で近寄ってくる女子はいなかった。
 ただ、ロリーナが訝しく思ったのは、言い寄ってくる男子のほうなら、中学に入り、格段に増えたことだった。
 それでもロリーナの習慣は変わらない。告白されると男子を誘って、ロリーナは性的に痛め付けることでその心を根こそぎ潰してしまう。若すぎるほど若くしてインポテンツにされた男子が学校には十人もいた。そういう日の夕方、ロリーナはカエルおじさんの前で、特別苛烈な嗜虐性を表して見せた。
「なあ、おまえ」
 この日もまたそんな学校生活を過ごした帰りだった。気を失い、一時間して目を覚ましたロリーナに、カエルおじさんは言葉を掛けた。返事をする代わりにロリーナは嘔吐した。女の下半身にある三つの穴からそれぞれ何かの液体が漏れ出て止まらなかった。腰も立たないらしい。
「俺はお前が大事になってきたんだよ。滅茶苦茶するの、やめてくれよ。」
 ロリーナは腕枕の格好になると
「あたしのこと好きとか言ったら、金玉食べちゃうから。ぐちゃぐちゃに潰して、おじさんを殺して、おちんちん刺し身にする。そのあと、おじさんを首吊りにして、その反対側にあたしの首結んで、おじさんの体重であたしが首吊って死ぬの。」
「その汚いおまんこ、誰のだ?」
「おじさんの。」
「おっぱいは?」
「それも。」
「臭い腋の下は?」
「おんなじ。」
「じゃあ、俺に任せろよ。俺はこんな裂けたケツの穴より、綺麗なのが欲しいの。」
 先ほどまでビール瓶としゃもじを入れられていたロリーナの肛門は切れて血が滲んでいた。
「ストレス溜まっちゃう。体はここに置いといて、世界から居なくなっちゃいたい。」
「俺の飯は誰が作るんだよ。」
「ご飯?」
 ロリーナはやっと身を起こして
「その時だけ意識戻る。」
 両脚を立てて立ち上がろうとした少女の肛門から、ビールの下痢便が流れ出た。
「ああっ、まだ出る。お腹痛い。」
「片付けとくから、風呂入ってこい。」
「歩けないのに、一人で入れるわけないでしょ。トイレ連れてって。止まるまで、うんち眺めてて。止まったらご飯作って帰る。」
「俺のまんこに風邪引かせたくない。風呂、行くぞ。」

更新日:2022-05-07 15:06:45

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ロリーナとカエルおじさんの散文人生 R-18