官能小説

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R-18

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歪んだ少女

「うっ!」
 男子の表情と体の緊張に射精を認めたロリーナが、心で受け止めるように身を緩めてやると、男子は一層苦悶の表情をして見せて、よじった腰を押し付けてきた。本格的に精液の噴出が始まったらしかった。太ももに当たっている男子の硬い股間が脈打つのをロリーナは感じた。
 ロリーナの白い腋の下に鼻先を入れただけで、あっさりと男の誇りを手放してしまった同級生が、ロリーナには哀れでもあり、かつ、女の自分が誇らしくもあった。
 男子は眉間に皺を寄せ、ロリーナの汗ばんだ腋を深呼吸している。
 もともと下げて穿いているジャージ姿の男子の緩いズボンは、ロリーナの手が引き下げただけで、下着ごと簡単に足首まで落ちた。
「あっ」
 男子は恥ずかしさに尚のこと興奮したのか、まだ精液を漏らし続ける勃起した男性器を女子の制服のスカートに擦り付けた。一目見て、包茎だと分かる若さだった。
「やだ、汚れたじゃないの!」
 不機嫌な小声を男子の耳元でロリーナが上げた。先ほどズボンを下ろしたその指先を亀頭に持っていくと、指で男子の包皮をつまんで引っ張ってから、無理やり剥き下げた。小学生の時分、男子を泣かせる常套手段として、女子の間で流行った遊びだった。
「んん、んん!」
 殆ど大人の形に膨らんだ男子の亀頭は、小学生のそれと違い、包皮から出すのに力を要した。皮を剥がれた器官は、女子の目で見ても、いかにも痛そうだった。
 けれども男子はロリーナの腋から鼻を外すことなく、真っ赤な亀頭をつままれた激痛に身を任せた。そうして二度目の射精を、少女の白い手とスカートいっぱいに、躊躇なく実行した。ことの運びにやはり興奮したロリーナの腋の下も、また汗をかいてにおいが濃くなっていたのに違いなかった。

更新日:2021-12-22 18:43:23

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ロリーナとカエルおじさんの散文人生 R-18